そういえば気になる。おいしさを引き出す「コク」ってどんな味?

カレーやコーヒー、ビールなど、「コクがあっておいしい」と表現することがありますよね。「コク」があるというだけでおいしそうにも感じます。ただ、「コク」って何なのでしょうか?今回はその定義についてと、コクの特徴について紹介します。

2019年3月7日 更新

「コク」とは?

「コク」は感性の味

口にしたものの味わいを表現するときに使う「コク」という言葉。よく見聞きしますよね。食品のパッケージやキャッチコピーに「コク」の言葉があるとちょっとおいしそうに感じたりしませんか?

この「コク」は、実は明確な定義がない言葉。国語辞典などを見てみると「深みを感じさせるうまみ」(明鏡国語辞典より)とあります。ただ味の「深み」のみを表すのかとそうでもなく、「奥行き」「複雑さ」すら表すような言葉です。

日本語ですら曖昧なものなので、英語で表現するのも難しいです。“rich”と表現したりしますが、そのまま言い表しているかといわれると疑問ですね。

味の総和が「コク」とも

もっともらしい定義のひとつが、「味の総和である」というもの。「甘味・苦味・酸味・塩味・旨味」の五味のバランスがとれていること、それが「コク」だというものです。この考え方からすると、「複雑さ」「奥行き」「深み」というのもなるほどしっくりくるように思えます。

「コク」の特徴

食べ物・飲み物には、先味、中味、後味がある

さて、食べ物や飲み物には、先味・中味・後味があることをご存知でしょうか。後味はよく使う言葉ですよね。先味、中味はそれにともなって生まれた言葉。

後味は食事後に口の中に残る味のことをいいますが、先味は食事の前の雰囲気を表す言葉。つまり食べ物の味そのものではありません。中味は、食べ物を口にしている最中に感じる味覚。これが基本的に感じる味そのものです。

「コク」は中味と後味が強め

先味の場合、食べ物も飲み物も口にしない状態なので「コク」を感じるべくもありません。が、別の意味として、ものを口に含んですぐに感じる味覚のこともいうそう。その場合、まだ「コク」は感じられないんだとか。

「コク」を感じるのは中味と後味です。食事の最中に感じる味そのものと、食べた後に残る後味。
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