ダッチオーブンに材料をセットする

・炭に火をつけ、十分におこしておく

・ダッチオーブンの内面にサラダ油を塗り、アルミホイルを敷く

・または、網を入れてその上にクッキングシートを敷いてもOK

・丸鶏をダッチオーブンの中央に置き、そのまわりに丸ごと、または半分にカットした野菜を置く

作り方(焼き方)

・炭火や薪のたき火の上に、フタをしたダッチオーブンを吊るす。またはバーベキューコンロなら置く

・ダッチオーブンからシューという音が聞こえたら、フタの上にも炭や薪をのせて加熱する

・1~1時間半ほどじっくり焼いたらフタを開けて、丸鶏の表面に焦げ目がついていたらできあがり

・大きな皿やバットに移して、ざっくりほぐしてから取り分ける

コツ・ポイント

焼くときの火加減

アウトドアの場合

炭や薪のたき火が、あまり強くならないように注意します。同じくフタの上に置く炭や薪の量も、強火にならないよう加減してください。チキンの表面が焦げすぎてしまうからです。フタの縁に火がついた炭や薪を、数個置く程度で十分ではないでしょうか。

ガス・IHコンロの場合

おうちのガスやIHコンロで作る場合、フライパンで丸鶏の表面に焼き色をつけてから、ダッチオーブンに入れます。はじめは強火で15分ほど焼き、そのあとは中~弱火で1時間ほどじっくり加熱。火を止めてからフタをしたまま、余熱で30分間さらに火を通します。

ただし、IHコンロ対応のダッチオーブンであっても、薪の直火で一度でも使ったものは避けるほうが無難です。強い火力によって底面が波打ち、加熱ムラができるため。おうちで使うダッチオーブンは、家庭専用にしておきましょう。

スパイスやハーブを上手に利用

丸鶏に塩こしょうで下味をつけるとき、ガーリックパウダーやローズマリー、ローリエなどの粉末を加えてもOK。香りと風味がよくなりますよ。ローズマリーはそのまま、焼くときに一緒に入れても良いですね。

中に詰める食材は野菜だけでなく、いろんなもの詰めてみましょう。ごはんやピラフを詰めると、鶏の旨味が染みこんでおいしさが一段とアップ。にんにくをたっぷり詰めると、風味豊かに仕上がるうえ、ホクホクした食感を楽しめるのでおすすめです。

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