ライター : エマ

生もずくってどんなもの?

鮮度抜群!生もずくとは

もずくは海藻の一種で、塩漬けや乾燥などの加工が行われていないものを「生もずく」といいます。水揚げ後に一度冷凍し、そのあと解凍したものも、味付けされていなければ生もずくです。もずくの旬は4月から7月で、国内で売られているものの90%以上が沖縄県で収穫されています! 生もずくの見た目は茶色っぽい海藻ですが、お湯で湯がくときれいな緑色に変わるのが特徴です。表面にはぬめりがあり、生もずく自体のシャキシャキとした食感と、表面のとろとろした粘りを一緒に楽しむことができます。 もずくはスーパーの鮮魚売り場や魚屋さんで買うことができますが、生もずくよりも酢で味付け加工された「もずく酢」のほうがなじみがあるという方も多いのではないでしょうか。そのほかに乾燥もずく、塩で漬けてある塩蔵もずくなども見かけることができます。

生もずくと塩蔵もずくの違いは?

長期保存できるよう、もずくを塩漬けしたものが塩蔵もずくです。生もずくは流水で洗い流せばすぐに食べられますが、塩蔵もずくは食べる前に塩抜きをする必要があり、この時に栄養やうまみ成分が半分近く流れ出てしまうといわれています。

冷凍もOK!気になる保存方法と賞味期限

生もずくは加工や味付けをしていないため、あまり長くは持ちません。冷蔵庫に入れて保存し、1週間以内に食べ切るようにしてください。塩蔵もずくは半年ほど保存可能です。 また、もずくは冷凍しても味や風味がほとんど変わらないため、意外にも「冷凍に向いている食材」といえます。あまったり食べないままになっているもずくがあればラップで小分けに包み、まとめてフリーザーバッグに入れて冷凍保存しましょう♪ 冷凍することで生もずくや塩抜き済みのもずくは2から3ヶ月、塩蔵タイプなら1年は保存しておくことができますよ!

生もずく【汁物】レシピ3選

1. もずくとなめこのみそ汁

もずくは汁物に入れると、ちゅるっと食べられます。同じくネバネバしているなめこも加えて、とろみのついたみそ汁に仕上げるレシピです。 粘りのあるものを組み合わせることで食べごたえが出て、満足感も増しますよ。

2. もずくのサンラータン風スープ

Photo by macaroni

酢っぱ辛いサンラータンともずくは相性バッチリ。もずく酢を使うレシピですが、生もずくの場合は酢を足せばOKです。もずくを入れることでアクセントになり、麺を食べているような食感に♪
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