ライター : Ricca_ricca

シャンパンってどんなお酒?

シャンパーニュ産のスパークリングワイン

シャンパーニュ地方でAOC法(原産地呼称管理法)という法律に基付き、つくられたスパークリングワインのみに与えられる称号「シャンパン」。 スパークリングワインの最高峰であるシャンパンは、フレッシュでみずみずしくスッキリとしており、ぶどうの甘みを感じられるのが特徴です。結婚式やパーティー、お祝いの席などでは定番のお酒として親しまれています。

シャンパンと呼ぶための条件

シャンパンと名乗るためにはAOC法によって定められたいくつかの条件があり、それをクリアしなくてはなりません。まずフランスのシャンパーニュ=アルデンヌ地域圏でつくられたぶどうを使用していることが第一条件。 そしてぶどうの品種は、黒ぶどうのピノ・ノワール(Pinot Noir)、ムニエ(Meunier)、白ぶどうのシャルドネ(Chardonnay)など7種類のみ。これらのぶどうを使ってシャンパーニュ方式と呼ばれる製法でつくられます。

スパークリングワインとの違いは?

スパークリングワインとは発泡性ワインの総称のこと。 シャンパンもスパークリングワインの中のひとつで、スペインのカヴァ、イタリアのスプマンテやプロセッコなども同様に、国の規定に基づきつくられたスパークリングワインになります。

シャンパンをおいしく楽しむ豆知識

開ける前にボトルをよく冷やす

きめ細やかな泡立ちを活かすために、シャンパンはよく冷やしてから飲むようにしましょう。一般的に適温は4度~8度と言われていますが、甘口や辛口によって少し温度が変わってきます。 冷やし方はシャンパンクーラーに水と氷を1/3ずつ加え、その中にシャンパンを沈めます。このとき栓の下の部分まで氷水につけておくのがポイント。だいたい30分ほど冷やせば飲み頃です。 シャンパンクーラーをお持ちでない場合は、冷蔵庫で3時間ほど冷やしてもOKです。

ボトルを回して開ける

栓の抜き方は、まずキャップシールを外します。ここで、吹きこぼれや栓が飛んだときの危険を防ぐためナプキンをかぶせましょう。 コルクの部分をしっかりと押さえながら、もう片方の手で瓶の底の部分を少しずつ回します。このときガスの圧力で栓が急に飛び出す恐れがあるので、おこなう場所に気をつけてくださいね。 栓が瓶内のガスの力で自然に上がってくるので、手でしっかりとコルクを押さえながら抜いていきます。このとき音を立てないように抜くことや、コルクを飛ばさないように抜くのがポイントです。
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