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日本が誇るウィスキー「竹鶴」
「竹鶴」ウィスキーは、洋酒メーカー「ニッカウヰスキー株式会社」のウィスキーブランドのひとつ。ニッカウヰスキーでいちばん知られているのは「ブラックニッカ」ですが、「竹鶴」はシングルモルトとブレンデッドウィスキーからなる「ピュアモルト」のシリーズです。
単一の蒸留所だけで造られる原酒を使ったシングルモルトウィスキーと、モルトウィスキーとグレーンウィスキーをブレンドして造るブレンデッドウィスキー。「日本のウィスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝の情熱を受け継いだウィスキーです。
「竹鶴」を産んだニッカウヰスキーの歴史
『マッサン』のモデルになった竹鶴政孝
「竹鶴ピュアモルト」を産んだニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝は、NHKの朝の連続テレビ小説『マッサン』の主人公として広く知られるようになりました。
広島県竹原市の酒蔵に生まれた竹鶴政孝は、スコットランドに留学して自らスコッチウィスキーについて学び、日本にスコッチウィスキーの製造方法を持ち帰りました。当時、日本で販売されていたウィスキーはアメリカの模造ウィスキー。純国産のウィスキーは造られていませんでした。
竹鶴政孝が造るスコッチウィスキー独特のピート臭はかなり煙臭く、模造ウィスキーに親しんでいた日本人にはなかなか受け入れられませんでした。しかし、スコッチウィスキーを諦めることなく作り続け、やがてホンモノの純国産ウィスキーは日本で認められるようになったのです。
数々の受賞歴
世界で称賛されるジャパニーズウィスキーである「竹鶴」は、毎年さまざまな賞に輝いています。
中でも、WWA(ワールドウィスキーアワード)ワールド・ベスト・ブレンデッド・モルト(ピュアモルト)には2007、2009、2010、2011、2012、2014、2015、2018年に輝いています。
そのほか、ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)は銀賞・金賞のどちらかを毎年受賞しています。
国際的な品評会で確かな評価を得ていることがわかります。
ハイボールブームにより品薄も……
いま、日本は空前のハイボールブームです。ウィスキーの需要が高まっているのは、いろんなメーカーからウィスキーが販売されていることからもよくわかりますよね。日本は世界5大ウィスキーの産地のひとつになるほど、規模を拡大してきました。
ただ、需要が高まる中で懸念されているのが原酒不足です。国産モルトウィスキーはほとんどが輸入原酒に頼っている状態なのです。
ウィスキーは熟成が命。たとえ輸入に頼るとしても、熟成には時間がかかるため供給は遅れてしまうんです。そういった理由から竹鶴があまり市場に出回らなくなった、と言われています。
4種類の竹鶴ウィスキー
1. まろやかな口当たり「竹鶴ピュアモルト」
ITEM
竹鶴ピュアモルト
¥3,980〜
内容量:700ml
※2020年1月6日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「竹鶴ピュアモルト」はいちばん安価な種類で、熟成期間もシリーズの中では短いので多く流通しています。なめらかな口当たりで飲みやすく、バナナやオレンジのようなフルーティーな味わいが特徴です。
2. 円熟した甘み「竹鶴17年ピュアモルト」
ITEM
竹鶴17年ピュアモルト
¥33,980〜
内容量:700ml
※2020年1月6日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「竹鶴17年ピュアモルト」は名前にあるように、17年樽で熟成させた原酒を使用したウィスキーです。竹鶴ピュアモルトに比べると重厚感が増し、スモーキーさが魅力となっています。現在品薄により価格が上昇しており、手に入りにくい状況です。
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