ライター : y_nakagawa

台湾ビールとは

「台湾ビール」は、台湾最大のビール・ブランド。90年以上の歴史を持っている、台湾のビール業界最大手の「台湾菸酒公司」が販売しています。このメーカーは、日本の統治時代に日本人技術者によって設立された「高砂麦酒株式会社」という会社が前身なのだとか。 台湾のコンビニやレストラン、居酒屋など、お酒を扱っている場所ならほとんどのところで見られるポピュラーなビールです。

台湾ビールの種類

「台湾ビール」には、いろいろな種類があるのが特徴。一番オーソドックスなのが、飲みやすさが魅力の「台湾ビール 金牌」。台湾ビールの代表格です。「台湾ビール クラシック」では、深みのあるコクが楽しめます。また、台湾限定モデルや賞味期限が18日のみというフレッシュビールも。 あまり日本では見られない種類としてフルーツビールがあるのも特筆すべきポイント。グレープやパイナップル、マンゴーなどが用意されています。女性には飲みやすい、まるでトロピカルカクテルのような味わいのビールです。

台湾ビールの度数・原材料は?味は?

度数と原材料

スタンダードな「台湾ビール」のアルコール度数は5%。フルーツ系ビールになると、2.8%と低めに設定されています。原材料には麦芽にお米、ホップを使用。 とくに注目すべきは、使われているお米の種類です。もともと台湾ではタイ米を栽培していたのですが、農学博士・磯永吉氏が長年改良を重ね、台湾の気候でも栽培できるジャポニカ種のお米を開発。「台湾ビール」には、そのお米が使われているのです。

「台湾ビール」は、滑らかでありながら爽快でキレのある味わいが魅力!日本のビールに比べると、口当たりは軽くて苦味も少なめです。そのため、飲みやすいというのも特徴のひとつ。暑い台湾の気候にもぴったりなビールです。ジャポニカ米が使われていることもあり、日本人に好まれる味ということもできるでしょう。

台湾土産にしたい!持って帰れる?

台湾お土産としておすすめなのがこの「台湾ビール」。お酒好きな人にはとくに喜ばれるでしょう。台湾でなら、コンビニやスーパーなどで簡単に買えるもの嬉しいところ。 帰りの飛行機の際に気をつけなければならないのは、機内への液体物の持ち込みが厳しく規制されていること。そのため、お土産で持ち帰るときには、預け荷物になかに入れておく必要があります。衝撃を吸収できるように、タオルや衣類などでくるんだり対策もしておきましょう。 また、外国から持ち帰ることになるので、課税の条件もチェック。日本に持ち込める免税範囲は、お酒のボトル3本(1本あたり760mlまで)。4本以上になると、1本ずつに税金がかかります。その場合、ビールなら1本150円くらいが目安。日本に持ち帰るお酒の分量にはご注意を!
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