ライター : 堀田 らいむ

webライター

ドイツ伝統のビール「レーベンブロイ」

みなさんは、ドイツビールと言えばどんな銘柄を思い浮かべますか? ビール大国であるドイツには、本当にさまざまな種類が出回っています。ビール好きの人なら、一度は訪れてみたい国なのではないでしょうか。 今回は、数あるドイツビールのなかから、「レーベンブロイ」という銘柄をご紹介したいと思います。聞いたことがある人も、そうでない人も、きっとこの記事を読み終わるころには、レーベンブロイが飲みたくなっていること間違いなしです!

「レーベンブロイ」とはどんなビール?

レーベンブロイは、ドイツにある「レーベンブロイ社」で作られているお酒。ドイツではビールの法律が設けられていて、それに基づき、麦芽・ホップ・水のみで造られている、伝統的なミュンヘン式のビールなんですよ。

レーベンブロイ誕生の歴史

レーベンブロイが誕生したのは、今から600年以上前の1383年のこと。ドイツにあったホテル「Zum Löwen(獅子の宿屋)」の主人が生み出したのがはじまりとされています。それ以降、ミュンヘン発のビールとして、世界各国のビール愛好家にした親しまれるようになりました。

日本国内での生産は終了

1982年11月、アサヒビールがドイツのレーベンブロイ社とライセンス契約を結び、国内での販売が開始されましたが、2018年をもって生産販売は終了しています。

現在販売されている「レーベンブロイ」は、韓国でライセンス製造されたものをベルギーの酒類メーカー「アンハイザーブッシュアンベブ社」が輸入して流通させているものです。

気になるレーベンブロイのお味は?

濃厚な苦味

先述のとおり、ドイツのビールに関する法律「ビール純粋令」で、原料は麦芽・ホップ・水・酵母のみと定められているので、純粋に麦芽とホップの苦みと、濃厚な味わいを楽しむことができます。 どんなビールよりも「ビールらしい」味わいのするレーベンブロイが、ビール愛好家の人たちから愛されている理由は、そこにあるのかもしれませんね。
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