ラガーってどんなビール?好みを探せる豆知識とおすすめ商品10選

暑い夏がやってきました!汗をかいたあとは、とりあえずビールでしょう。でもいつも同じ銘柄ばかりじゃつまらないですよね。世界で1番飲まれているビール「ラガービール」について詳しく知れば、お店や旅先でのビール選びが楽しくなりますよ。

2018年5月29日 更新

ラガービールとは?

ドイツ・バイエルン地方が発祥だといわれるラガービールは、低温で長時間発酵する下面発酵で醸造されるビールです。それまで作られていたエールビールの酵母は温度の高い硬水と相性が良く、軟水のバイエルン地方でエールビールを造るのは難しい状況でした。その後、醸造師たちによって「軟水でも低温下で活動する酵母」が発見されたことにより、ラガービールはバイエルンのローカルビールとして発展しました。

ラガービールは秋の終わりにビール樽を洞窟の中で氷と共に貯蔵し、翌年の春に取り出して作ります。その貯蔵したビールのことを、ドイツ語の「貯蔵」を意味するラガーから名付けて、ラガービールと呼ぶようになりました。19世紀以降、冷却機などの発明により、ラガービールは世界中に普及していったのです。

ラガービールの特徴

「下面発酵」というラガービールの製造方法は、低温で活動が活発になる珍しい酵母が使われます。低温の環境により雑菌が繁殖しにくいという特徴が、冷却機など大規模な設備の開発によって、エールビールではできなかった大量生産を可能にしました。その結果、現在では日本を含め世界の大手ビールメーカーのほとんどがラガービールを生産し、世界のビール生産量の大部分をラガービールが占めています。

下面発酵酵母を使い、10℃以下の低温で発酵・貯蔵する製法のため、ラガービールは比較的香りが薄く、ホップやモルトの風味をダイレクトに感じます。のどごしの良さとスッキリした味わいが、ラガービールの特徴です。

エールとラガーの違い

ビールは原料の麦芽にホップを加え、これを発酵~貯蔵~瓶詰めという工程で作りますが、エールとラガーの違いは、この発酵段階での発酵方法です。

低温でじっくり時間をかけて発酵させる下面発酵で作られるのがラガービール。一方、エールビールは常温で時間をかけずに発酵させます。

そのため味にも特徴があります。ラガービールは雑味のないクリアな味わいで、のどごしが良くゴクゴク飲める印象です。対してエールビールは濃厚な味わいと芳醇な香りが特徴で、飲みごたえがあります。

生じゃなくてもラガービール?

ビールは酵母で材料を発酵させてつくりますが、そのままにしておくと発酵が進みすぎるため、酵母を除去することになります。この酵母を除去するために加熱処理をしたものが「熱処理ビール」で、それ以外のビールが「生ビール」です。近年、フィルターによって酵母を除去する技術が確立し、熱処理を行わなくても酵母除去ができるようになったので、フィルターにより酵母除去を行ったビールは「生ビール」ということになります。現在では日本で流通している生ビールの主流となっています。

また生ではない熱処理ビールの代表的なものとして、キリンクラシックラガー、サッポロラガーなどがあげられます。
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leiamama

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