福島が誇る地酒「写楽（冩楽）」とは？シリーズ別おすすめ日本酒厳選 (2ページ目)

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月別で入荷する限定酒も見逃せない！

「写楽」には、「純米酒」「純米吟醸」のほかに、月ごとにかわる限定酒があります。各地のお米を使った商品もあるので、その味わいを楽しむのもいいですね。それでは、ひとつずつ紹介していきます。

【師走・睦月】冩樂純米吟醸おりがらみ生酒

12月・1月の限定酒です。その名の通り「おり」を絡めたお酒で、火を一切通していない生酒のため、お米の味をよく味わえるのが特徴です。おりがらみはうっすらと濁る程度なので、濁り酒が苦手な方でも飲みやすいですよ。フルーティな香りがありすっきりとしています。日本酒度は＋3、アルコール度数は16％です。

【如月】冩樂純米吟醸播州山田錦生酒

兵庫県産の日本酒醸造用のお米「山田錦」を100％使用し、50％まで磨いた生酒です。通年の「純米吟醸」とはお米の銘柄が異なるため、その味わいの違いも気になりますよね。こちらも上品なフルーティさがあり、甘味のあるやわらかい口当たりです。

【卯月】冩樂純米吟醸備前雄町生酒

岡山県産の日本酒醸造用のお米「雄町（おまち）」という銘柄を使用した生酒です。写楽はどれも果実感のある香りが強く、このお酒も同様。さらにお米の銘柄による性格の違いもあり、「山田錦」のものよりも重厚感のある、熟した果実のような深い香りが特徴です。やわらかくまろやかな口当たりで飲みやすいですよ。

【皐月】冩樂純米吟醸夏吟うすにごり

5月限定は、夏用に仕込んだお酒です。麹米には「山田錦」を、掛米には福島で作られた、地酒によく合う福島ブランドの醸造用のお米「夢の香」を使用しています。薄にごりタイプの純米吟醸酒で、すっきりとした口当たり。

桃のようなフルーティな香りとしっかりとした酸味が感じられる、まさに夏に飲むのにおすすめのにごり酒ですね。