ライター : いとう まさと

WEBライター

日本酒の種類と特徴

日本酒は「普通酒」と「特定名称酒」の2種類に大別できます。「特定名称酒」はさらに「本醸造酒」「吟醸酒」「純米酒」に分けられますよ。

本醸造酒はスッキリとしたキレのよい風味や、軽くてまろやかな味わいがあり、飲みやすいのが特徴です。吟醸酒も雑味が少なく飲みやすい種類ですが、一番の特徴は米由来のフルーティーな香りが楽しめること。

純米酒は本醸造酒・吟醸酒に添加されている醸造アルコールが含まれていないのが特徴的です。そのため、米本来のふくよかな香りやコクが味わえます。また温度によって味わいに変化が生まれやすく、さまざまな味わい方ができますよ。
種類特徴
本醸造酒・スッキリとしたキレのよい風味、軽くてまろやかな味わい
吟醸酒・米由来のフルーティーな香り
純米酒・醸造アルコールの添加がない
・米本来のふくよかな香りやコク
・温度によって味わいに変化が生まれる

日本酒の選び方

日本酒の産地の選び方。個性豊かな地酒もオススメ!

兵庫県・灘京都府・伏見は昔から日本酒の2大産地として知られている地域。兵庫は濃醇辛口、京都は濃醇甘口の日本酒が多いとされています。そのほか、四国地方では淡麗辛口・甘口の日本酒が好まれるなど、地域によって傾向が異なりますよ。

最近では「地酒」も人気を集めています。地酒とは兵庫県・灘や京都府・伏見以外の特定の地域で造られた日本酒のこと。その土地の文化・材料を反映して造られる、個性が際立っているのが特徴です。

辛口/甘口の違いと選び方

辛口か甘口かは、「日本酒度」という数値によって決まります。日本酒度の数値が高いと辛口、低いと甘口に。辛口はキレがあって喉越しがよく、幅広い料理に合わせやすいのが特徴です。

一方の甘口は口当たりがやわらかくて飲みやすく、日本酒を飲み慣れていない初心者の方にもオススメ。「食事と合わせるなら辛口」「食後に楽しむなら甘口」というように、シーンや好みに合わせて選ぶといいでしょう。

初心者でも飲みやすい日本酒は?

日本酒初心者の方にオススメなのは、甘口の日本酒や香り豊かな吟醸酒。一概には言えませんが、辛口よりも甘口の日本酒のほうが飲みやすい傾向があるため、日本酒初心者の方は甘口から試してみるのがオススメです。

また、吟醸酒にはりんごやバナナのようなフルーティーな香りが楽しめる銘柄もあり、こちらはとくに女性の方にオススメ。なかにはジュースのように飲めたり、デザートと一緒に楽しめたりするものもあるので、初心者の方はそういった銘柄を探してみましょう。

プレゼントには化粧箱入りや高級銘柄がオススメ

大切な方へのプレゼントには、高級銘柄化粧箱入りの日本酒がオススメ。贈答用の箱に入った日本酒は特別感たっぷりで、誕生日や記念日、退職祝いなど、いろいろなシーンで活躍します。

ボトルのパッケージデザインにこだわったものや金粉入りの商品もあるので、より特別感を演出したい場合は、そちらを選ぶといいでしょう。

【辛口】日本酒のオススメ銘柄ランキングTOP10

第10位.「黒松剣菱」

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