ライター : yuco_1111

おいしい日本酒が知りたい!

日本各地で古くから作られている日本酒。お米を原料として作られる日本酒ですが、その味わいは驚くほどさまざまです。日本酒の味や香りの違いにかかわってくるのが「精米歩合」です。 日本酒は、玄米を削った白米を原料として使用します。精米歩合とは、使用する白米の割合を表すもの。日本酒の味と香りは、この精米歩合によって、大きく違ってきます。自分好みのおいしい日本酒を見つけるためには、精米歩合も参考に日本酒を選ぶのがおすすめです。

日本酒の種類

日本酒は精米歩合によって、いくつかの種類に分けられています。 ・本醸造酒:精米歩合70%以下 ・特別本醸造酒・特別純米酒・吟醸酒(純米吟醸酒):精米歩合60%以下 ・大吟醸酒(純米大吟醸酒):精米歩合50%以下 精米歩合の数値が低くなればなるほど、「吟醸香」と呼ばれる日本酒特有の香りが強くなります。また、味わいも雑味の少ない、すっきりとしたものになる傾向が。 さらに、日本酒には、醸造アルコールを使用しているものとそうでないもの、という分け方もあります。醸造アルコールとはサトウキビから作られたもので、お酒の質や味のバランスを安定させる役割を担っているもの。 醸造アルコールが添加された日本酒は、お米だけを使った「純米酒」に対して、「本醸造酒」と呼ばれます。一般に、醸造アルコールが添加された本醸造酒ほど香りが立ち、すっきり軽快な味わいになります。

日本酒の選び方

日本酒を選ぶときに参考にするといいのが、瓶裏などに貼ってあるラベルです。ラベルには精米歩合のほか、日本酒に含まれる糖分を表す「日本酒度」や乳酸など酸の数値を表す「酸度」が記載されています。 糖分を示す「日本酒度」は+や-の数値で表されます。-の数値が大きいほど糖分が多い甘口の日本酒。反対に、+の数値が大きければ大きいほど辛口の日本酒になります。 また、日本酒度とともに参考にしたいのが「酸度」です。日本酒の酸度とは、すっぱさを表す「酸味」ではなく、「甘辛」を表現したもの。酸度が高いと辛く感じ、低いと甘く感じます。

初心者にオススメの飲みやすい日本酒5選

1. シュワッと炭酸で飲みやすい「澪DRY」

ITEM

松竹梅白壁蔵「澪」<DRY>

産地:兵庫県

¥1,282 ※2018年04月24日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

Amazonで見る

初めて日本酒を飲んだ方にも「飲みやすい!」と、好評なのが「澪DRY」。甘すぎず、辛すぎず、のちょうどいい味わいと、すっきりとしたのどごし、フルーティーな香りが人気です。シュワシュワとしたスパークリングタイプの日本酒で、シャンパンのような華やかさが特徴です。

2. おいしいお食事とともに「七賢 絹の味」

ITEM

七賢 絹の味 純米大吟醸

産地:山梨県

¥1,620〜 ※2018年04月24日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

楽天で見る

すっきりとした後味と上品な甘さで人気の「七賢」ですが、なかでもこの「絹の味」は飲みやすいと好評です。おいしいお料理を邪魔しない控えめな香りで、お食事といっしょにいただく日本酒として選ばれています。しっかりと冷やして、ワイングラスでいただくのがおすすめです。

3. お水を加えない日本酒「賀茂金秀 特別純米 原酒」

ITEM

賀茂金秀 特別純米 原酒

産地:広島県

¥1,404 ※2018年04月24日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

Amazonで見る

発酵させたお酒を絞っただけで、お水を加えない日本酒を原酒と言います。原酒はそうでない日本酒と比べて、濃厚な味わいが特徴。この「賀茂金秋特別純米13」はマスカットのような芳香とふくよかな甘み、旨みが人気の日本酒です。ワインのようにキリッと冷やしていただくのが○。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
この記事に関するキーワード

編集部のおすすめ