喜びの露がほとばしる日本酒「飛露喜(ひろき)」の魅力【全9種類】

ブームとなって以来、女性にも広がり浸透しつつある日本酒。このブームをけん引したひとつでもある福島の日本酒「飛露喜」をご存知でしょうか?かっこいいラベルに隠されたドラマとは?今回は幻の酒、飛露喜の魅力を限定酒も併せてたっぷりご紹介します。

2018年4月23日 更新

入手困難!? 日本酒「飛露喜(ひろき)」の魅力

一時は廃業を考えるほどの状況から、一躍入手するのがむずかしいほど人気の日本酒となった「飛露喜(ひろき)」。現在の日本酒ブームをけん引したうちのひとつでもあります。甘み・旨み・香りのバランスがよく、どんな状況にも合わせることができるお酒は、食中酒としても存在感抜群!

誕生の背景には、隠れたエピソードが……。

醸造元は「廣木酒造」!

「飛露喜」の醸造元は、江戸時代中期より続く酒蔵「廣木酒造本店」。かつて宿場町として賑わいをみせた、福島の会津若松と新潟を結ぶ越後街道沿いの会津坂下町(あいづばんげまち)にあります。米どころでもあるこの地は、人口は1万6千人を切る小さな町ですが、古くから酒造りが盛んで、現在でも3つの蔵が酒造りに勤しんでいます。

確かな実力で人気急上昇!

1996年、酒造りの最高責任者である杜氏(とうじ)を約20年間努めた方が高齢のため引退。そこで元々サラリーマンだった現在の杜氏 廣木健司さんは、先代である実父と造り始めます。ところがわずか1年後、実父が逝去。心の準備もないまま9代目になられたといいます。

無ろ過生原酒

この“大変な状況”にテレビ局の取材依頼がきます。廃業するつもりだった9代目は不本意な取材内容ながらも記録のために取材を受けたのだとか。しかし、この放送がきっかけで地酒専門店として有名な「小山商店」から連絡が来ることに!ようやく見えた販路でした。

試しに持っていったお酒は酷評でしたが、このことをきっかけとして「自分が好きな白ワインのような酒を造りたい」と、新しい生酒を造り上げました。

新しいお酒は、瞬く間に日本を席巻することになります。これが絞ったままの原酒を、ろ過や熱処理など一切しない「無ろ過生原酒」の誕生です。
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mau_naka

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