ライター : とも

子育てフードライター

この記事でわかること

  1. 冷蔵庫の上に電子レンジを置く際は、サイズや耐熱温度、耐荷重を確認する必要がある。
  2. 電子レンジは加熱後に熱を逃がすため、上面と左右にスペースを空けることが推奨されている。
  3. 同じコンセントに冷蔵庫と電子レンジを接続すると火災のリスクがあるため、避けるべき。
  4. 高い場所に電子レンジを置く際は、取り出しやすさと地震対策を考慮する。
  5. 冷蔵庫のトップテーブルに木の板や布を挟むと放熱できず故障の原因になるため、避ける。

冷蔵庫の上に電子レンジは置ける?

炊飯器や食器棚など、キッチンにはさまざまなものを置くことが多いですよね。限られたスペースを有効活用するために、冷蔵庫の上に電子レンジを置きたいと考えている方は多いのではないでしょうか?とはいえ、直接置いても良いのか、重さの上限はあるのかなど気になることもたくさん。

実は、いくつかの条件を満たせば、冷蔵庫の上に電子レンジを置くことができるんですよ。詳しいポイントを以下でひとつずつ確認しましょう。

事前に確認すべきポイントとは?

※画像はイメージです

サイズ

まずはサイズを確認しましょう。冷蔵庫の天板(トップテーブル)めいっぱいに電子レンジを置くと、落下したり倒れたりするおそれがあるため、トップテーブルの内寸に収まるサイズの電子レンジを選んでください。

また、トップテーブルにくぼみがある場合は、くぼみよりも内側に電子レンジを置く必要があります。サイズとあわせ、トップテーブルの形状も確認しておく必要がありますよ。

耐熱温度

現在国内で流通しているほとんどの冷蔵庫のトップテーブルには、耐熱性があります。また、オーブン機能のない単機能の電子レンジの本体は熱くなりにくい設計のため、基本的に冷蔵庫の上に電子レンジをのせても問題ないとされています。

ただし、冷蔵庫によってはトップテーブルに耐熱温度に上限があるものも。同様に、オーブン機能のある電子レンジは本体が熱くなるため、それぞれの耐熱表示や機能を確認しておく必要があります。

耐荷重

耐熱温度と同じく、冷蔵庫のトップテーブルには耐荷重の上限が表示されていることがあります。一般的な冷蔵庫と電子レンジの組み合わせであれば、基本的に問題なることは稀ですが、耐荷重上限のある冷蔵庫の上に置く場合は、必ず耐荷重の上限内の電子レンジを設置してください。

上面と左右のスペース

電子レンジは、加熱後に熱を逃がすために上面と左右にスペースが必要です。電子レンジのサイズや製品によって必要なサイズは異なるものの、一般的に上が10cm、左右2~3cm以上空けるよう推奨されています。

特に冷蔵庫の脇が壁になっていたり、隣に食器棚を置いていたりする場合などは、スペースに余裕があるかあらかじめ確認してくださいね。
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