バリスタが教えるコーヒー豆の種類と特徴一覧。品種・銘柄を把握しよう (3ページ目)

「ハワイ・コナ」は、ハワイ島にあるコナ地区で栽培されているコーヒー豆です。産地が限定され、収穫量も少ないので希少価値が高く、高値で取引されます。

軽やかな酸味と甘い香り、すっきりとした印象が特徴で、上品な味わいを楽しめます。

・苦味：●○○○○
・甘味：●●●○○
・酸味：●●●●○
・コク：●○○○○
・香り：●●●○○

エメラルドマウンテン

「エメラルドマウンテン」は、コロンビアにあるアンデス山脈のふもとで栽培されているコーヒー豆です。

缶コーヒーに使用されたことで一躍有名になりました。甘い香りと深いコクが特徴で、フルーティーな酸味も楽しむことができます。

・苦味：●●○○○
・甘味：●●●●◯
・酸味：●●●●◯
・コク：●●●○◯
・香り：●●●○◯

マンデリン

「マンデリン」は、インドネシアのスマトラ島で栽培されているコーヒー豆です。インドネシアで栽培される多くの品種がカネフォラ種ですが、マンデリンはアラビカ種です。

ハーブやシナモンのような風味が特徴で、酸味が少なくしっかりとした苦味を感じられます。お菓子とも相性がいいのですが、食事と楽しむのもおすすめです。

・苦味：●●●●●
・甘味：●●●◯◯
・酸味：●◯◯◯◯
・コク：●●●●●
・香り：●●◯◯◯

コスタリカ

「コスタリカ」は、アラビカ種のみ栽培が許可されているコスタリカで栽培されています。ほとんどが高地で栽培され、豊かな酸味と軽やかな飲み心地を味わえます。

軽くて飲みやすいので、苦いコーヒーが苦手な人におすすめです。

・苦味：●◯◯◯◯
・甘味：●●◯◯◯
・酸味：●●●●◯
・コク：●●◯◯◯
・香り：●●●●◯

コピ・ルアク

「コピ・ルアク」は、世界で一番高価なコーヒー豆です。インドネシアに生息するジャコウネコが完熟したコーヒーの実だけを食べ、その排出物から採取した豆を使用しています。

大量には生産できないので、希少価値が高くなっているのです。独特な香りとさっぱとした甘味のある印象が特徴です。

・苦味：●◯◯◯◯
・甘味：●●●◯◯
・酸味：●●◯◯◯
・コク：●●●◯◯
・香り：●●●●◯