ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

牛乳だけで濃厚な味わい♪ 生キャラメルの基本レシピ

Photo by lanne_mm

調理時間 120
*冷やす時間を含む
なめらか食感で濃厚な味わいが楽しめる、生キャラメルレシピです。必要な材料は、牛乳、バター、砂糖の3つでOK。ことこと煮詰めるので時間はかかりますが、その苦労が気にならないほどのおいしさですよ。生クリームを使わないのにコク深い味わいで、驚くこと間違いなしです。

材料(7×12cmの型1台分)

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  • 牛乳(低脂肪でないもの) 200cc
  • 砂糖 60g
  • バター(無塩) 30g

コツ・ポイント

コツ・ポイント

  1. 生キャラメルは沸くか沸かないかくらいの弱火で煮詰め、混ぜ続ける
  2. やわらかく仕上げるには、煮詰めすぎないこと
生キャラメルを煮詰めるときは、沸くか沸かないかくらいの弱火で混ぜ続けましょう。混ぜ方は、ゴムベラを鍋底全体と鍋の側面に沿わせながらゆっくりと混ぜてください。30分を過ぎるとすぐ焦げやすくなるので、注意してくださいね。

なめらかでやわらかく仕上げるコツは、煮詰めすぎないことです。鍋底が見えるようになってきたら、あっという間にできあがるので、煮詰め終わりのタイミングを逃さないようにしましょう。

作り方

1.型にクッキングシートを敷く

クッキングシートを敷いた型

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型にクッキングシートを敷きます。型は四角い形ならOKです。ちょうどよい型がないときは、保存容器やバットなどで代用してください。

2.鍋に材料を入れる

鍋に入った牛乳、バター、砂糖

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鍋に牛乳、バター、砂糖を入れて、中火にかけます。

3.ことこと煮詰める

生キャラメルの材料が入った鍋を、ゴムベラで混ぜながら煮詰める様子

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沸騰してバターや砂糖が溶けたら、弱火にします。混ぜるのをやめたときに、少しだけポコポコと沸く程度の弱火でOKです。耐熱用のゴムヘラや木べらで、絶えずゆっくり混ぜながら、30~45分ほど煮詰めます。
生キャラメルの材料が入った鍋をゴムベラで混ぜながら煮詰め、少しとろみが付いた様子

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15分くらい煮詰めると色が黄色っぽくなり、少しとろみが付いてきます。
生キャラメルの材料をゴムベラで混ぜながら煮詰め、とろみが強い様子

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25分くらい煮詰めると、さらに黄色くなりとろみが強くなります。
鍋に入れて煮詰める生キャラメルが、煮立っている様子 photo by: lanne_mm

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30分くらいたつと、だんだん泡が大きくなってきます。焦げやすい状態のため、鍋底や側面にゴムベラを添わせながら混ぜ続けます。

4.煮詰め具合をチェックする

鍋で煮詰めた生キャラメルを、ゴムベラで混ぜる様子

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ヘラで混ぜたときに鍋底が見えて、そのまましばらく見える状態を保つほどのかたさになってきたらOK。煮詰め完了が近いサインです。
氷水入りのボウルに、生キャラメルを入れる様子

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鍋を火から下ろし、冷水を入れたボウルに少し落として、かたさの確認をします。生キャラメル液が散らず、すぐにかたまればOKです。このときに鍋を火にかけたままだと煮詰まってかたくなったり焦げたりするので、気を付けましょう。

5.型に流し入れ冷やす

生キャラメルを型に流し入れた様子

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クッキングシートを敷いた型に、4を流し入れて平らにならします。温度が下がるとかたまって型に流しにくくなるので、手早くおこないましょう。粗熱がとれたら、冷凍庫で1時間ほど冷やしかためます。
生キャラメルと、湯に入れて温める包丁

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かたまったら型から取り出してクッキングシートをはがし、お好みのサイズにカットします。ここでは縦3等分、横5等分の15個になるように切り分けています。湯で包丁を温めて、クッキングペーパーで水気をふき取ってから切ると、やりやすいですよ。 1個ずつ包装する場合は、クッキングシートを小さくカットしたもので包み、キャンディのように両端をひねってください。切っているうちに生キャラメルがやわらかくなったら、再度冷凍庫で冷やしてからカットしましょう。

生キャラメルのアレンジレシピ10選

1. 生クリームでコク深い。ミルク生キャラメル

生クリームや牛乳をたっぷりと使う、ミルキーな味わいの生キャラメルです。生クリームが入る分、コク深いミルクの風味がアップ。普通の生キャラメルよりも、白く仕上がります。生クリームは植物性のものを使うとかたまらないことがあるため、動物性のものを使用してくださいね。

2. バレンタインにも。チョコレート風味の生キャラメル

バレンタインやちょっとしたギフトにぴったりな、チョコレート味の生キャラメルです。生キャラメルをある程度煮詰めてから、チョコレートを加えます。キャラメルのほろ苦さとチョコレートの甘味がよく合い、ひと口食べると笑顔になるおいしさです。生チョコとはまた違う、とろける食感をお楽しみください。

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