卵の正体はアレと同じ!「子持ち昆布」の秘密とおいしい食べ方

おせち料理で食べることの多い「子持ち昆布」。プチプチ食感がおいしくて、ついついお箸が伸びますよね。そこで、今回は子持ち昆布とはどんなものなのかや、おすすめの食べ方をご紹介します。まだ食べたことがない方もきっと食べてみたくなりますよ。

「子持ち昆布」を知っていますか?

おせち料理でいただくことの多い「子持ち昆布」。普段はあまり食べる機会がないけれど、お正月になると食べたくなるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「子持ち昆布」とは何だかおめでたい響きの名前ですが、実際どのようなものなのか詳しく知っている方は少ないようです。今回は、そんな子持ち昆布についてご紹介します!

子持ち昆布とはどんなもの?

プチプチの正体はニシンの卵!

その名前から「昆布の卵?」と思っていた方もいらっしゃるかも知れませんが、子持ち昆布は、ニシンが卵を産み付けた昆布を塩漬けにしたものです。

ニシンの卵が昆布につく理由

ニシンの卵は粘り気があり、海の中で海藻などに付着します。そして、孵化するまで昆布についたままで過ごします。昆布は、ニシンを育てるためのベッドのような役割を果たしているんですね。

昔は、日本近海でニシンが多く獲れていましたが、近年は漁獲高が減ってしまったため、天然昆布の子持ち昆布はとても少なくなってしまいました。

現在は、産卵のために押し寄せてきたニシンを「いけす」に追い込み、そこに昆布をたらしてニシンの卵を付着させたものが多く販売されています。

数の子とは何が違う?

「数の子」も同じニシンの卵ですが、数の子は雌のニシンから卵を取り出して塩漬けにしています。産卵した卵と、おなかから取り出した卵という点に違いがあるんです。

おせちに入れる由来

数の子と同じく、子持ち昆布も「子孫繁栄」の意味をもち、縁起の良い食べものとしておせち料理に使われています。

さらに、昆布は「喜ぶ」と語感が近いことから「子持ち昆布」は2つの意味でおめでたいとされています。

「子持ち昆布」基本の食べ方

子持ち昆布は、数の子と同じように調理して食べるのが一般的です。塩漬けされた子持ち昆布はかなり塩分が強いので、水につけて塩抜きをします。昆布の大きさや好みによりますが、半日ぐらい水につけるとちょうど良くなりますよ。

食べてみて塩気が適度に抜けていたら、今度はお好みのお出汁に漬けこみます。もし、塩気が強い場合は、さらに数時間水につけて塩抜きしましょう。

漬ける時は、かつおだしなどに薄口しょうゆなどを合わせたものに漬けるとおいしくなるのでおすすめです。1日程度出汁につけたら出来上がりです。食べる時は、適当な大きさにカットして盛り付けましょう。

漬け汁の色が濃いと、子持ち昆布が黒っぽくなってしまうので薄い色のお出汁を使うとキレイに仕上がりますよ。

お好みで、写真のようにかつおぶしを散らしていただくのも良いですね。

子持ち昆布を楽しむレシピ5選

1. 上品な色がキレイな子持ち昆布

まずはシンプルにいただくレシピからご紹介します。塩抜きした子持ち昆布を漬けるのは、ひと煮立ちさせたお出汁。液体出汁をそのまま使うのも手軽ですが、ちょっとひと手間かけるとおいしさがぐんと引き立ちます。

小鉢に盛り付けると、お酒のおつまみにぴったり。お正月の席にふさわしい祝肴を手作りしてみてはいかがでしょうか?

2. きぬかつぎの子持ち昆布のせ

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