バターの上手な使い方

料理に風味を効かせたい場合には、バターがGood!バターは加熱しても風味があまり損なわれません。マーガリンは原料からしても、溶けるとサラダ油と大差がなくなってしまいます。炒め物や焼き物料理に使用するときは、バターを使うといいでしょう。

マーガリンの上手な使い方

冷えた状態で使う場合には、やわらかいマーガリンの方が使い勝手がいいでしょう。サンドイッチやポテトサラダなど、ほかの食材とあわせるのにもマーガリンは便利です。また、スポンジケーキやクッキーなどを作る際は、マーガリンのほうがサクッと軽い口当たりに仕上がりますよ。

どちらがいいというものではなく、どのようなものを作りたいのかでバターとマーガリンを使い分けるといいですね。

バターとマーガリンは代用できる?

マーガリンはもともとバターの代用品として作られたものなので、大抵は代用することができるでしょう。しかし、香りや風味、味わいに大きく差があるため、どうしても料理の仕上がりに差は出てしまいます。特にバターソテーは、マーガリンで代用するとバター特有の芳醇な香りが楽しめなくなってしまいます。ケーキやクッキーなどでも、香りの違いに気付くでしょう。

逆に、マーガリンをバターで代用することはできるのでしょうか。こちらの場合も代用可能です。分量もそのままバターに置き換えれば問題ありません。サンドイッチにバターを使うと、より深い味わいで高級感がありそうですね。

バターとマーガリンの上手な保存方法

バターとマーガリンに最適な保存方法は、どのようなものなのでしょうか。そもそも、バターとマーガリンは賞味期限の長さが違います。開封前の冷蔵保存の場合、バターは約6ヵ月、マーガリンは約8~9ヵ月です。

開封後は、バターは2週間程度、マーガリンは2週間~1ヵ月程度です。バターは生乳が原料であるため、開封前後ともに期限が短めになっています。

劣化の早いバターは、小分けにして冷凍保存しておくのがおすすめです。一方、マーガリンは冷凍保存すると分離してしまうので、冷蔵保存で使い切るようにしましょう。(※8,9,10,11,12)

それぞれの特徴を活かした使い分けを♪

今まで何気なく使っていたバターとマーガリンですが、それぞれの特徴を知ると、自分の好みに合わせて使い分けることができますね。

これまでケーキにはバターと決めていた方も、たまにはマーガリンを使って作ってみるとおもしろいかもしれませんよ。マーガリンで作ったケーキの方が私好み♪ という発見もあるかもしれませんね。
【参考文献】
(2022/11/28参照)
▼バターやマーガリンを使ったレシピはこちら
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