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おいしさ丸ごと!あわびのレシピを極める
貝殻が片側だけにあるあわびは、じつはさざえと同じく巻き貝の仲間。日本で食用にされるあわびは4種類あり、そのなかでも黒あわびとエゾあわびがとくに有名です。あわびの殻を横から見ると、横レードル(片方が細くすぼんでいる洋風おたま)のような形に。
殻が浅いほうに口や目などの顔、反対側の厚いほうに内臓があり、あわび本体と殻は貝柱でつながっています。以上の構造を理解しておくと、さばき方は意外と簡単ですよ。この記事では、そんなあわびの下処理とさばき方、おすすめのレシピを紹介します。
殻が浅いほうに口や目などの顔、反対側の厚いほうに内臓があり、あわび本体と殻は貝柱でつながっています。以上の構造を理解しておくと、さばき方は意外と簡単ですよ。この記事では、そんなあわびの下処理とさばき方、おすすめのレシピを紹介します。
殻付きあわびの下処理とさばき方
あわびの下処理法
岩礁に吸いつくように密着するあわびの身は、砂や汚れが結構ついていて、ぬめりもあります。まずは、そんなあわびの身に粗塩をかけ、下処理しましょう。手で身全体に塩をもみこみますが、たわしでこするとよりきれいに。流水で塩をしっかり洗い流せば、下処理が完了です。
あわびのさばき方
包丁でもさばけますが危険なので、貝むき用のヘラか食事用ナイフを用意。また、手を傷つけないよう軍手を着用してください。
1. 殻が浅いほうの身と殻の間にヘラを差しこむ。少し進むと貝柱の縁に当たるので、殻と貝柱の間をヘラを動かしながらそぐように切る
2. 貝柱がある程度切れたら、手で身を持ち上げるようにゆっくりと殻からはがす。奥の殻の厚い側に内臓があるので、つぶさないよう注意
3. 身に内臓がついていたら包丁で切り取り、殻に内臓がついていたら、薄膜ごと手でゆっくりはがす
4. 内臓の先端にある、濃緑色のとがった肝だけを切り離す。内臓は、砂袋を取り除けば食べられるものの、面倒なら捨ててもOK
5. 切り出した身の先端にある赤い口は硬いので、大きめに切り取る。身の表面(貝柱の反対側)に、縦に浅く切り込みを入れると食べやすい
6. 刺身にする場合は、薄くスライスすれば完成。肝は裏ごしして肝しょうゆにするか、さっと湯通しして刺身に添える
1. 殻が浅いほうの身と殻の間にヘラを差しこむ。少し進むと貝柱の縁に当たるので、殻と貝柱の間をヘラを動かしながらそぐように切る
2. 貝柱がある程度切れたら、手で身を持ち上げるようにゆっくりと殻からはがす。奥の殻の厚い側に内臓があるので、つぶさないよう注意
3. 身に内臓がついていたら包丁で切り取り、殻に内臓がついていたら、薄膜ごと手でゆっくりはがす
4. 内臓の先端にある、濃緑色のとがった肝だけを切り離す。内臓は、砂袋を取り除けば食べられるものの、面倒なら捨ててもOK
5. 切り出した身の先端にある赤い口は硬いので、大きめに切り取る。身の表面(貝柱の反対側)に、縦に浅く切り込みを入れると食べやすい
6. 刺身にする場合は、薄くスライスすれば完成。肝は裏ごしして肝しょうゆにするか、さっと湯通しして刺身に添える
あわびで作る【焼き物・炒め物】レシピ4選
1. あわびとアスパラのアンチョビ炒め
スライスしたあわびとアスパラガス、ひらたけで作る炒め物のレシピです。アンチョビやにんにく、ハーブ入りのバターで炒めて、あわびの肝入りバルサミコソースをかけるリッチな作り方。これがおいしくないはずがありません。
2. あわびのパセリバター風味ステーキ
あわびは、刺身のコリコリした食感も良いですが、火を通すとやわらかくなり、独特の旨味があって美味。そんなあわびを、バターと白ワインで蒸し焼きステーキにします。パセリみじん切り入りの、バターソースが味の決め手です。
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