ライター : ako0811

しっとりなめらか♪ ピーナッツバターの作り方

Photo by ako0811

基本的なピーナッツバターは、砂糖も油脂も入れずピーナッツの油分のみでペースト状にします。パサつきを防ぐため、今回はバターを加えてなめらかな口当たりに。 砂糖を控えめにすることで、さまざまな料理に使えるピーナッツバターに仕上がります。お好みの食感・甘さに調整して、自家製を楽しんでみてくださいね。

材料(中くらいのジャム瓶1つ分)

作り方

1.ピーナッツをローストする

天板に並べられたピーナッツ

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天板にピーナッツを重ならないように広げ、160℃のオーブンで30分ほどじっくり炒ります。低温でローストすることで香りが高まり、水分も蒸発します。 フライパンで焦がさないように乾煎りしてもOKです。その場合も、薄皮をつけたまま弱火で10分程度じっくり乾煎りします。見た目には分かりにくいですが、だんだんと香りが立ち、水分が抜けていきます。

2.ピーナッツの薄皮を取り除く

ピーナッツの薄皮を剥く様子

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粗熱が取れたら、茶色い薄皮を取り除きます。指先でやさしく揉むと、すぐに取り除けます。

3.保存用の瓶を煮沸消毒する

瓶を熱湯消毒する様子

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鍋にたっぷりの水を入れ、洗剤で洗った保存容器と蓋をそっと入れます。強火で加熱し沸騰したら弱火にして5分以上煮ます。ブクブクと沸騰した状態で煮ると鍋肌にぶつかり危ないので、弱火にし温度を保つようにしましょう。 ※容器の蓋は、パッキンの劣化防止のため2~3分程度で引き揚げましょう。
瓶を布巾の上にのせて水気を取る様子

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火傷しないよう、トングなどを使って瓶を取り出してください。清潔な布巾の上に逆さまに置いて、乾燥させます。冷ますのに水につけたりすると、温度差で瓶が割れてしまうことがありますので、注意してください。

4.フードプロセッサーでピーナッツを撹拌する

皮をむいたピーナッツを撹拌する様子

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フードプロセッサーにローストしたピーナッツ全量入れて撹拌します。

5.スプーンで全体を混ぜる

撹拌されたピーナッツ

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撹拌は30秒を1回し、一度全体をスプーンなどで混ぜ、さらに30秒を1回します。ピーナッツから出る油分でしっとりとした質感となり、細かい粒になります。

6.砂糖を加える

撹拌されたピーナッツに砂糖を加える様子

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砂糖を全量加え、さらに30秒間撹拌し、砂糖を全体に行き渡らせて溶かします。

7.6にバターを加える

撹拌されたピーナッツにバターを加える様子

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室温に戻しておいたバターを6に全量加えます。

8.しっかり撹拌する

材料をすべて撹拌された様子

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30秒間を2回程度、しっかり撹拌をするとしっとりとしたピーナッツバターになります。味見をしてみて甘さが足りない場合は、ここで砂糖やはちみつを追加しましょう。

9.ブレンダーでさらに撹拌する

ブレンダーカップに移して撹拌する様子

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機器の種類にもよりますが、フードプロセッサーのみで撹拌すると粒が残りなめらかさが欠けてしまいますので、全体の2/3の量をブレンダーカップに移し、しっかり撹拌して、なめらかにします。残りの1/3は粒の食感を残したままにします。 ※ブレンダーがない場合は、すり鉢で代用可能です。すり鉢に少量ずつピーナッツを加えながらすりつぶします。全量を投入してから10分程度じっくりすり混ぜると、すり鉢でもなめらかなペースト状にできますよ。

10.2種類のペーストを合わせる

白い器に盛られたピーナッツバター

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右側がブレンダーでペースト状にしたものです。粒がなくなり非常になめらかな口当たりになっています。
透明なお皿でピーナッツバターを混ぜる様子

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粒を残したペーストと合わせて混ぜ合わせます。

11.清潔な瓶に移し完成

透明な瓶に入れられたピーナッツバター

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できあがりはやわらかいですが、冷蔵庫に入れると硬くなります。使いにくい場合は、レンジで加熱したり瓶を温めたりすると、やわらかくなります。

上手な保存と保存期間

必ず清潔な瓶で保存しましょう。今回のピーナッツバターは水分を入れておらず比較的長持ちしますが、防腐剤が入っていないので冷蔵で2週間以内に使い切るようにします。

長期保存には冷凍もおすすめです。ピーナツバターをクッキングシートなどに薄くのばして冷凍します。使うときは必要な分を手で割り、残りは保存容器に入れて冷凍庫に入れておきましょう。

常温ですぐに溶けるので、トーストや料理などでちょっと使うのに便利です。冷凍保存は1ヶ月程度を目安に使い切りましょう。

朝食が楽しみ!トーストアレンジ3選

1. 香ばしい味わい。きなことピーナッツバターのトースト

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パンにピーナッツバターを塗り、きなこをかけて焼きます。大豆とピーナッツ効果で非常に満腹感があり、パッとすませたいランチに最適ですよ!究極にシンプルですが、甘すぎず香ばしく、やめられない味わい。食パンをトーストせずにつけると、昔の給食「きなこパン」のようでほっこりします。

2. アメリカの定番。バナナとピーナッツバターのトースト

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アメリカでこよなく愛されているトーストです。表面をサッと焼いて、ピーナッツバターを塗り、バナナをのせます。お好みではちみつをかけると、甘さのなかの塩気が良いアクセント!サクッとした食感と、ペーストのとろりとした組み合わせが味わえます。バナナ入りトーストは、手軽なエネルギー補給にも。

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