余熱で仕上げる

焼き上がってもすぐには取り出さずにしばらく放置することで、さつまいもの甘みが出てきます。60~70度の温度に保つことが、甘い焼き芋を作るポイントです。

できれば手で触れるようになるまで放置したほうが、冷めても甘みを感じるおいしい焼き芋に仕上がりますよ。時間をかけてじっくりと……が、鉄則です。

新聞紙とアルミホイルを巻く

アルミホイルで巻くだけでもおいしい焼き芋ができますが、新聞紙を濡らして巻いてからアルミホイルを巻くことで、よりねっとりとした甘みになります。 湿った新聞紙がさつまいもを蒸してくれるため、よりしっとりとした食感に。焦げ付きを防ぎ、温度をなるべく一定に保ってくれる効果もありますよ。

ねっとり派?ほくほく派?人気の品種

ねっとり派なら

ねっとりとした甘さの焼き芋を作りたいときは、一番人気の「安納芋」です。形は丸くサイズは小さめで、スイーツのような甘さは焼き芋にぴったり。 そのほかにも「紅はるか」や「紅天使」、「シルクスイート」という種類のさつまいもがあり、ねっとり派には人気です。

ほくほく派なら

スーパーでよく見かけるさつまいもが、ほくほくの「紅あずま」。生産量が多く、時期も長く売られています。ほくほくしっとりした食感を楽しみたい方は、この品種を選ぶといいですね。

そのほかにも「紅さつま」「紅こがね」「高系14号」が、ほくほくとした品種として有名です。

オーブンを使ったさつまいもスイーツ

おさつチップス

Photo by TAMA39

【材料】
・さつまいも……半分~1本
・サラダ油……適量
・塩……適量
【作り方】 1. さつまいもを、皮付きのままスライサーで薄くスライスします。 2. スライスしたさつまいもを、5~10分ほど水につけます。 3. キッチンペーパーなどで、水気を拭き取ります。 4. ボールに入れ、サラダ油とまんべんなく混ぜ合わせます。 5. クッキングシートを敷いた天板に、間隔をあけて並べます。 6. 180度の温度で15~20分ほど、様子を見ながら焼きます。 7. 最後に塩をふりかけたらできあがりです。

おさつスティック

Photo by TAMA39

【材料】
・さつまいも(中)……1本
・サラダ油……適量
・塩……適量
【作り方】 1. さつまいもを、皮付きのままスティック状に切ります。 2. カットしたさつまいもを、5~10分ほど水につけます。このとき、オーブンを200度に温めておきます。 3. 2の水気をキッチンペーパーなどで拭き取ります。 4. ボウルに入れ、サラダ油とまんべんなく混ぜ合わせます。 5. クッキングシートを敷いた天板に、間隔をあけて並べます。 6. 200度の温度で20~30分ほど、様子を見ながら焼きます。 7. 熱いうちに塩をふりかけたらできあがりです。

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