ライター : macaroni_repro

まずは年越しそばについて

年越しそばの由来は、様々あります。そばは他の麺より切れやすいという特徴から「今年一年の災厄を断ち切る」という説。 そばを打つ際、細く・長く作られることから「新年も細く、長く健康長寿で居られる事を願う」という説、などさまざまあります。 どの説でも共通するのは新しい年への心の準備や、新年を迎えることができることへの感謝・喜びといった意味合いが根底にあるように思います。 なので、茶色くなりがちな年越しそばですが、お正月を迎えること意識して華やかで、さらにはフォトジェニックな盛りつけのコツを考えてみました。 今回はおせち料理にも使われる食材、人参・大根・三つ葉を基本に使って2パターン考えてみました。

パターン1:紅白リボン

一つ目は縁起のいいトッピングで、華やかなおそばを意識して考えてみました。
ピーラーで薄く切った人参と大根をさっと茹でて結びます。
結び方は、輪にした人参と大根を上写真のように重ねます。人参の端は大根の輪の部分の上側に、大根の端は人参の輪の下側に通します。
形を整えながらきゅっと結んで、端を揃える様に切れば完成です!
三つ葉は高く盛って、器の中のアクセントに。余談ですが、おそばに関わらず丼に盛りつける際、薬味など高く盛るポイントを作ると、より美味しそうな丼が出来ると思います。 最後に花形のお麩を飾って、華やかに。

パターン2:花型飾り切り

2つ目は花型に抜いた人参、大根をトッピングして、可愛いらしい年越しそばにしてみました。
まずは人参・大根を花型に抜きます。
切れ込みを入れるとより可愛らしくなりますね。詳しい作り方は以下のURLをご覧ください。

人参の飾り切り ねじり梅 (型不要) by ガブリエラ* [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが256万品

三つ葉は茎部分にさっと熱湯をかけて、輪に結んでみました。
それぞれをバランスよく配置して、最後に葱を【高く盛って】完成です。

丼ものの盛り付けポイントはこの2つ

いかがでしたでしょうか。今回は、年越しそばついてでしたが、 1. 彩りを意識する 2. 高く盛るポイントを作る この2点は、おそばに関わらず丼ものを盛りつける際には活用できるコツだと思います。 2点ともに基本的なコツではありますが、忙しい時ほど基本を守ることが美味しくみせる近道だと思います。 ぜひ今年の年越しは華やかでフォトジェニックな年越しそばで、新しい年を迎えてみてはいかがでしょうか
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