ライター : Uli

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ししゃもの焼き方一覧

焼き方おすすめのシチュエーション焼き時間おいしさ手軽さ
フライパン手軽においしく焼きたいとき約10分☆☆☆☆☆
魚焼きグリル香ばしさにこだわりたいとき片面焼きグリル10~15分
両面焼きグリル7~8分
☆☆☆
トースター片付けを最小限にしたいとき12~16分☆☆
フライパン、魚焼きグリル、トースターで焼くししゃもは、それぞれ味や香ばしさ、食感にわずかな差が出ます。ほどよく香ばしくジューシーに焼き上がるのはフライパン、パリッと香ばしく焼けるのは魚焼きグリル、しっとり焼けるのはトースターです。

フライパンは予熱なしですぐに焼き始められ、クッキングシートを敷けば焦げにくく、洗い物も楽ちん。手軽においしく焼ける方法です。

魚焼きグリルは予熱が必要で焦げやすく、焼き網と受け皿を洗う手間もあります。ただし、両面焼きグリルであればししゃもを裏返す必要がなく調理が楽です。手間を惜しまず、皮のパリッと食感と香ばしさを重視する方におすすめ。

トースターは予熱が必要なものの、トースター対応のクッキングシートかアルミホイルを使えば片付けの手間要らずです。注意点はパリッと香ばしい焼き目がつきにくいこと。香ばしさにこだわらず、片付けを最小限にしたい場合はトースターで焼いてもいいですね。

【フライパン】ししゃもの焼き方

用意するもの

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・ししゃも……4本
・クッキングシート(もしくはフライパン用ホイル)

※フライパン調理が可能なクッキングシートをお使いください。フライパン用ホイル(片面がシリコーン加工されているもの)があれば、こびりつく心配がなく、安全に調理ができます。クッキングシートやフライパン用ホイルがなければ、サラダ油を用意しましょう。

手順

1. フライパンにクッキングシートを敷く

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フライパンを火にかける前に、フライパンの大きさにあわせて切ったクッキングシート(もしくはフライパン用ホイル)を敷きます。クッキングシートがなければ、サラダ油を薄く伸ばします。

2. ししゃもを並べる

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間隔をあけてししゃもを並べます。

3. 弱めの中火で両面を焼く

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弱めの中火で片面をじっくり焼きます。ししゃもから出てくる水分が飛び、ししゃもの表面が乾いてきたら裏返し、焼き色がつくまで焼きます。裏返しにくい場合は、身がはがれないように、しっぽからゆっくり持ち上げるようにして返します。

焼き時間の目安

焼き時間は両面で10分前後が目安です。裏返してからは焼けるのが早いです。ししゃもの大きさや火力によって焼き時間が異なるので、様子を見ながら調整しくてください。ただし、頻繁にししゃもを返すと身が崩れてしまうので、なるべく触らないようにしましょう。

注意点

お使いのクッキングシートの使用法に従って調理してください。一般的なクッキングシートは250℃で20分以上の使用が禁止されています。発火を防ぐためにも強火にはせず、弱火か弱めの中火で焼き、20分以上の加熱は絶対に避けてください。

【魚焼きグリル】ししゃもの焼き方

用意するもの

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・ししゃも……4本

手順

1. グリルを予熱する

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ししゃもを入れる前に、魚焼きグリルを強火で2~3分加熱します。

2. ししゃもを並べる

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グリルの中央をあけるように、ししゃもを網の両端に並べます。しっぽが手前、頭が奥になるように並べます。熱源のあるグリルの両端にししゃもを並べることで、均一に火が通りやすくなります。

3. 弱火から中火でこんがり焼く

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弱火から中火で表面が色づくまで焼きます。片面焼きグリルの場合、表面がところどころ色づいてきたら裏返し、同様に中火で表面が色づくまで焼きます。両面焼きグリルの場合は裏返す必要はありません。

焼き時間の目安

片面焼きグリルでは計10~15分、両面焼きグリルでは計7~8分が目安です。ししゃもの数や大きさ、お使いのグリルよって焼き時間は異なるので、表面の焼き色を観察しながら調整してください。

注意点

強火で焼くと、子持ちししゃもの卵が膨張して破裂してしまう場合があるので、弱火から中火で焼くのがポイント。しっぽが焦げるのを防ぎたい場合は、しっぽの部分のみにアルミホイルをかぶせて焼いてください。グリルの網がくっつきやすければ、網に酢かサラダ油を薄く塗っておきましょう。

【トースター】ししゃもの焼き方

用意するもの

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・ししゃも……4本
・トースター用天板
・クッキングシート(もしくはフライパン用ホイル)

※トースター調理が可能なクッキングシートを使いましょう。クッキングシートもフライパン用ホイルもなければ、アルミホイルにサラダ油を薄く伸ばし、くしゃくしゃにまるめて広げたものをお使いください。

手順

1. トースターを予熱する

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トースターを200~230℃、もしくは800~1000Wに設定し、何も入れずに2~3分予熱します。お使いのトースターによって予熱時間は調整してください。

2. 天板にクッキングシートとししゃもをのせる

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天板にクッキングシート(もしくはフライパン用ホイル)をのせてししゃもを並べます。

3. 両面を焼く

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予熱しておいたトースターに入れ、表面がこんがり色づくまで焼きます。片面が色づいたら裏返して、同様に焼きます。

焼き時間の目安

焼き時間の目安は計12~16分ほどが目安。熱されている天板からも火が通るため、裏返してかからの加熱時間は短めで十分です。使用するトースターによって焼き時間が大きく異なるので、ししゃもの焼き色をよく観察しながら焼きましょう。

注意点

お使いのクッキングシートの使用法に従って調理しましょう。クッキングシートが熱源に触れると発火するおそれがあるため、必ず天板を使用し、天板からはみ出さないように大きさを調整してください。加熱中はなるべくトースターから離れず、異常がないか確認しながら焼きます。

ししゃもはレンジで加熱しても大丈夫?

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電子レンジで生ししゃもを調理するのはおすすめできませんが、生焼けだった場合の追加加熱や、温め直しをする場合は気を付けたうえで使用することができます。爆発を防ぐため、ししゃもの腹部分に切り込みを入れたり、箸で穴を数か所あけたりしてから加熱してください。

子持ちししゃもは爆発しやすい

子持ちししゃもを電子レンジで加熱すると、高確率で爆発します。卵が電子レンジ庫内に飛び散ると掃除が大変ですよね。どうしても電子レンジで温め直しをしたいときは、腹部分に切り込みを入れたうえで、爆発した場合の被害を最小限にするため、深さのある容器に入れてラップをふんわりかけましょう。

焼きししゃものおすすめの食べ方3選

1. 王道!マヨネーズとスパイス

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王道の食べ方といえば、マヨネーズは外せません!マヨネーズのまろやかさで、ししゃもの旨味が引き立ちます。辛いものがお好きな方は、七味唐辛子や黒こしょう、豆板醤などをマヨネーズに混ぜるアレンジもおすすめ。

2. 食卓のメインにも。ポン酢しょうゆ

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ししゃもにポン酢しょうゆをかけると、絶妙な酸味でさっぱり食べることができます。ラー油や小口ねぎをトッピングすれば、食卓のメインとしての存在感がでますよ。ごま油や白すりごまをかけて風味を加えてもいいですね。

3. 雰囲気が変わる。粉チーズ

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ししゃもの雰囲気を変えたいときは、粉チーズをふりかけましょう。いっしょにレモン果汁やオリーブオイル、カレー粉などをかけると、ガラッと味わいが変わりますよ。とろけるチーズをのせてこんがり焼いてもおいしいです。

これでししゃもの焼き方はマスター!

調理器具別のししゃもの焼き方をマスターして、ししゃもをおいしく食べましょう。小さくて火の通りやすいししゃもは、簡単に焼くことができるので、手軽なおつまみや軽食にもぴったりですよ。

マヨネーズやポン酢しょうゆ、粉チーズをかける食べ方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。使い慣れている調理器具の特徴やクセをふまえて、加熱時間や火力を調整しながら、上手にししゃもを焼いてください。

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