羊羹職人の手練りの味わい

小ざさの羊羹は、機械を使わずにすべて職人さんの手練りで作られています!気温や湿度に合わせて炭火の強さや加熱時間を調整しながら、小さな鍋でコトコト少しずつ作られます。1日150本しか販売できないのは、販売当初からの味わいを忠実に守り続けているため。初代店主の職人技は娘さんへ、さらにその下の職人さんへと何年もかけて引き継がれています。
ほかでは味わえない、みずみずしく軽やかな味わいは、長年かけて培った職人の技術と勘で作り出されているのです。

1日13,000個以上売り上げる最中

最中1個102円(税込)、箱詰め5個入り510円(税込)〜
羊羹の行列に間に合わなくても落ち込まないで!「小ざさ」は羊羹だけでなく、最中も行列ができるほど人気なのです。こちらは、営業時間中はいつでも購入可能。「種」と呼ばれる香ばしい皮の間には、小豆そのものの素朴な甘みを生かしたみずみずしいあんがたっぷり!
1日13,000〜15,000個も売れる、人気商品です。小豆あんと白あんの個数の割合を選べるのもうれしいところ。地方への配送や、webショップでの販売も行われているので、遠方に住む大切な人へも贈りやすいですね。
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一坪の名店「小ざさ」

Photo by でぐでぐ

一坪というスマートなスペースに、羊羹や最中を求めて多くのお客さんが訪れる「小ざさ」。吉祥寺の名物店のひとつです。「幻の羊羹」を求める列が伸びるようになったのは、1972(昭和47)年頃から。「子どもの頃から大好きな味」という常連さんも多くいるんですよ。
戦前はもっと広いお店でお煎餅やお餅などを販売していましたが、1951(昭和26)年、羊羹と最中の2本柱にしぼり、わずか一坪のスペースで戦後の再スタートを切りました。百貨店での販売のお誘いも多いのですが「背伸びをせず着実に、できる範囲でコツコツと」をモットーに、「小ざさ」の味を守り続けているそうです。

厳選された食材の数々

風味のよい北海道産の小豆、ムラなく火が通るようにミリ単位でサイズを指定している砂糖と、こだわりの材料を使って小ざさの羊羹と最中は作られます。

吉祥寺の街に愛される老舗小ざさへ

「小ざさ」では、時代が変わっても限界まで値上げはしないよう努めているそうです。お店の儲けよりもお客さんの喜びを大切にする誠実な姿勢が、観光客だけでなく、地元のみなさんにも愛される理由のひとつのようですね。うんと早起きして「幻の羊羹」を買いに行く、特別な体験をしてみませんか?
▼こんな絶品スイーツも吉祥寺にはありますよ!
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