煮物と違う?意外と簡単な「煮しめ」の基本レシピとアレンジ5選

「煮しめ」は、おせち料理のひとつとして「家族仲よく」という意味をもっています。また、お弁当や常備菜にもできるので重宝しますよ。今回は、煮しめの基本的な作り方と、簡単にできるアレンジレシピをご紹介します!

2017年10月12日 更新

「煮しめ」とは?

「煮しめ」とは煮物料理のひとつで、野菜に煮汁をじっくり染み込ませて煮汁がなくなるまで「煮しめる」という意味からきています。
日常の食事として調理する以外に、おせち料理にかかせない料理のひとつでもあります。おせち料理においては、「家族仲よく」という意味を持っており、使う材料にもきちんと意味があります。例えば、里芋=子宝、こんにゃく=縁結び、たけのこ=成長・繁栄など奥が深いです。
また、こんにゃく・にんじん・だいこんなどの、「ん」が付く食材は「運」を付けるという意味で、縁起物として食べられることが多いようです。ほかにも練り物・根菜・昆布・油揚げなどの食材を入れることもあり、地域によって使用される食材はさまざまです。

煮物、煮付け、含め煮とはどう違うの?

煮物とは、だし汁や水・調味料と共に材料を煮て調理された料理全体を指します。煮物は煮しめ・煮付け・含め煮に分類されます。

煮付け

煮付けとは、少なめの煮汁で煮込み、煮ながら味をつける調理法です。煮汁は煮しめのように煮汁がなくなるまではいかずに、少し煮汁を残すことが特徴。魚の煮物によく使われる調理法です。

含め煮

含め煮とは素材の色や味を生かすために、通常よりも薄めのだし汁をたっぷり使用して、味を染み込ませる調理法です。煮汁は煮あがったあともたっぷり残っており、余熱によって味を染み込ませる場合も。野菜をじっくり煮込みたいときや高野豆腐などの乾物を煮込みたいときにおすすめ!

【基本】おせち用煮しめのレシピ

重箱に盛られたお煮しめ

Photo by kii

材料(3〜4人分)

・里いも……5~6個(約400g)
・ごぼう……1本(約180g)
・れんこん……1~2節(約200~400g)
・にんじん……1本(約150g)
・たけのこ(水煮)……1/2本(150g)
・干ししいたけ……8個
・こんにゃく……1枚(約200g)
・絹さや……8枚
・水……400cc~
・醤油……60cc
・みりん……60cc

下ごしらえ

干ししいたけを、水400ccにつけて戻します。時間がない場合は、水と干ししいたけを耐熱容器に入れて、ラップをして600Wのレンジで4分30秒加熱してください。

野菜の飾り切り

バットに入ったお煮しめの材料

Photo by kii

・戻した干ししいたけは軸をとって六角形に切ります。(亀甲切り)戻し汁は網などでゴミを取り除き、水を加えて480ccにしておきます。

絹さやはサッと塩茹でして、ザルに上げて冷ましておきます。両端をV字形に切り取り、矢羽根にします。

こんにゃくは5mmの薄切りにして。中央に2cmの切り込みを入れて、いっぽうをくぐらせ、手綱こんにゃくにします。

にんじんは皮をむいて厚さ1.5cmの輪切りにして、梅型で抜きます。梅型で抜けない先端のほうは、ひと口サイズの乱切りにしておきましょう。梅型で抜いたものは、ねじり梅にします。

里いもは六方剥きをします。高さが半分になるように、横半分にカットしましょう。

たけのこの水煮は、カットされていないものを使う場合、5cmくらいの長さのくし型にカットします。

れんこんは花形になるように皮をむいて、花れんこんにします。厚さ1cmの輪切りにして、酢水に10分さらします。

ごぼうは皮ごと使うので、たわしでよく洗ってください。幅1cmの斜めに薄切りにして、酢水(水800cc:酢小さじ1杯)に10分さらします。

作り方

1. 下茹でする

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