4. 文章は簡潔に

お礼メールを送る際に、ついメールの内容が長くなってしまうことがあります。気持ちを十分伝えたいのはわかるものの、長いメールは相手にとってもプレッシャーです。 読んでいてまとまりがないメールだと、せっかくのお礼メールも苦痛に感じてしまう可能性があります。相手の気持ちを思うからこそ、短く簡潔な文章でお礼を伝えましょう。

こんなときはどうするの?

お礼メールについてご紹介してきましたが、飲み会のシーンはさまざまです。ときにはご自宅でのお食事であったり、複数人にご馳走してもらったり、ということもありますよね。さまざまな場面に分けて、お礼の仕方をご紹介します!

割り勘だった…

では、割り勘だった……という場合はどうするのでしょうか。たとえ割り勘であっても、お礼メールを送ることによって相手に好印象を与えたり、お付き合いが継続・発展したりするかもしれません。 割り勘であった場合は、相手との食事のご縁に対して、感謝の気持ちを述べるメールを送りましょう。「本日はお食事に誘ってくださり、ありがとうございました」や「楽しいひとときを過ごすことができました」など、お礼の対象を変えることがポイントです。 常に相手に敬意を払い、お礼を忘れないようにすることは、いつ、何のときも大切ですよね。相手が目上の方であれば、必ず自分が先にメールを送るよう気をつけるのも重要です。

相手の自宅での会食だった

相手のご自宅での食事の場合には、奥さまやお子様の時間も邪魔することになり、奥さまに料理の手配をしていただくこと、あと片付けをしていただくことにもなります。楽しい時間を過ごせたこと、お世話になったことへの感謝の気持ちは当たり前ですが、手料理を振る舞っていただいたのであれば、料理の感想や相手方の気遣いへの感謝の気持ちも忘れずに書きましょう。 また、会食を終えたら、真っ先にお礼メールを送ることも大事です。酔ってしまっていたら、休日問わず、翌日の9時以降にお礼メールを送るようにしましょう。簡潔ながらも、要点を押さえてお礼メールを送れるといいですね。

複数の方にご馳走になった

複数の方にご馳走になる場合もありますよね。この場合は、お礼メールの内容やタイミングには同様に気をつけつつ、ひとり一人別々にメールを送るのがいいでしょう。全員同じ文面にするのではなく、各人にひと言ずつ添えることで、丁寧なメールに仕上がります。 「○○様の○○という面が非常に勉強になりました」「○○様と会食を通じて楽しい時間を過ごすことができました」など、相手に対しての言葉だと分かるような文面にすることが大切です。全員に同じ文章を送るのではなく、相手に対して気持ちが伝わるメールを心がけましょう。 複数の方と食事に行ってひとりの人にご馳走になったときも、奢っていただいた方だけに送るのではなく、割り勘のときと同様に、ほかの人にも感謝の気持ちを伝えられるといいですね。

メールするのを忘れてしまった!

基本的にはお礼メールはすぐにするものですが、ときにはお礼メールを忘れてしまうこともあるでしょう。 ご馳走になってから3日が経ってしまった場合には、お礼メールの始めにお詫びの気持ちを添えることが重要になります。お詫びの一文を入れる場合には、堅い文面にして相手への謝罪の気持ちを表すようにしましょう。 そのあとにお礼を述べ、最後にもう一度謝罪の文を入れていくと、より相手に誠意が伝わります。お礼メールを送ることを忘れていて、結果的にお礼メールを送らなかったということだけは、絶対にないようにしましょう。遅れても、相手に感謝の気落ちを伝えることを忘れないようにすることが大切です。
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