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「スピリタス」というお酒をご存知ですか?これは世界で一番度数の高いお酒として知られている、ウォッカの一種なのです。その度数の高さゆえに、飲み方にも注意が必要。そんなスピリタスの度数や正しい飲み方、注意事項などをまとめてご紹介します。

スピリタスの桁外れの度数

成人すると、好き嫌いにかかわらずお酒を飲む機会は増えるものです。お酒とひと口に言っても、その種類は様々。ビールやサワー、ワインにウイスキー、日本酒など多岐にわたります。人によってお酒の強さに差はありますが、TPOにあわせてアルコール度数には気を遣って飲むという方も多いのではないでしょうか。

そんなアルコール度数ですが、世界で一番度数の高いお酒がなんだかご存知でしょうか?それが、「スピリタス」なのです。ポーランドを原産とするウォッカの一種であるスピリタスは、なんとアルコール度数95〜98度を誇るのだそう。

ポーランドでは消毒薬として利用されることも多いというスピリタスですが、一体どのようにして作られて、どのように飲むのがよいのでしょうか?

スピリタスの度数は96%⁉︎

スピリタスの度数は95〜98度と前段でご紹介しましたが、これがどれほど凄まじいアルコール度数なのか、ピンと来ない方もいるかもしれません。私たちが普段よく飲む酒類のアルコール度数と比べてみましょう。

同じビールや日本酒でも品物によって差がありますので、比較的平均に近いものや一般的なものの度数を参考にしています。

・ビール:5度
・缶チューハイ:5度
・ワイン:15度
・日本酒:15度
・焼酎:25度
・ウイスキー:45度

いかがでしょうか。強いお酒というイメージのあるウイスキーですら、スピリタスの度数の半分にも及びません。スピリタスがいかに強いお酒かというのがよくわかりますね。

飲んでも大丈夫なの?

スピリタスはその度数の高さゆえに、北米では販売を禁止されている州もあるほどなんだとか。そんなお酒ですから、飲み方にも注意が必要です。

気になるのはもちろん味だと思いますが、ストレートで飲むと、感じるのは熱と痛み。味を感じるどころではないようです。慣れてくると最後に味を感じることもあるようですが、そこまで至るのは稀だとのこと。

もちろんお酒なので飲めますが、飲み方に工夫が必要なのは間違いないようです。

車の燃料にはなるの?

スピリタスはその度数の高さから、燃料としての利用を思いつく人もいるそうです。例えば山登りの際に緊急用の燃料として使用されることなどはあるそうですが、当然常用するものではありません。

車に入れてガソリン代わりにすることも当然不可能です。しかしこれは燃料として使えないという意味ではなく、車の燃料を生み出す部分がガソリンにしか対応していないため、スピリタスでは難しいという理屈のようです。

もしスピリタスにも対応するようなエンジン部分が作られれば、あるいはスピリタスを燃料とすることも可能かもしれませんね。

タバコを吸いながら飲んではダメ!

お酒を飲むときにはタバコや葉巻を燻らせながら楽しむ……などという方も決して少なくはないでしょう。しかしこのスピリタスに関しては、喫煙しながら飲むことは絶対に避けなければいけません

なぜなら、先ほども述べたようにこのスピリタスは緊急時には燃料として使えるほどアルコール度数の高いお酒。つまり、引火性が非常に高いのです。液体に直接火をつけなくても、気化したアルコールの近くに火の元があるだけで引火する危険があるのです。

日本でもスピリタスを飲んでいた方が、自分の洋服にスピリタスをこぼしていることに気づかずたばこに火をつけようとして服に燃え移り、大やけどを負ったという事件がいくつかあるようです。恐ろしいですね。

スピリタスの正しい飲み方とは?

そんなスピリタスですから、ストレートや一気飲みは避けたほうがよいでしょう。ストレートで飲むとアルコールで喉が焼け、しばらく声が出なくなってしまったという事例もあるようです。さらにこの度数の高さゆえに、少し飲んだだけで急性アルコール中毒になるには十分な量を満たしてしまうとのこと。

おすすめの使い方としては、まず果実酒を漬け込むときのアルコールとして利用する方法。度数が高いので短期間でしっかり浸かるのだそうですよ。また雑味のない味のため、果物本来のおいしさを引き立たせてくれるとのこと。旬の果物で果実酒を作りたいという方は、使ってみてはいかがでしょうか。

他には、ウォッカの一種ですからカクテルの材料として使用するのもよいでしょう。ストレートでは感じにくい甘みも、カクテルにすることで引き立たせることができます。ただし、口当たりがよいとはいえ度数が変わるわけではありません。飲み過ぎには注意しましょう。

自宅でもっと気軽に飲みたい!というときには、単純に好きなソフトドリンクに入れて飲むのがよいでしょう。基本アルコール分のみで味はしませんから、フルーツジュースやお茶系などもともと味のあるもので割ったほうがよいとされています。

お好みに合わせて、スピリタスを楽しんでみてください。

スピリタスはどうやって作られてるの?

スピリタスがウォッカの一種だということは何度か述べた通りですが、そもそもウォッカとはどのように作られているのでしょうか?

ウォッカは基本的に寒いところで作られているお酒です。極寒冷地に住んでいる人々は、体を温めるためにアルコール度数の高いお酒を求めました。原料は大麦、ジャガイモ、とうもろこしなどの穀類で、これに酵母を加えて発酵させたのち蒸留を繰り返します。繰り返すことでアルコール度数は高くなりますので、一般的にはそのあと水で割り、度数を40〜60度程度に調整し、白樺でろ過して完成させるのだそうです。

スピリタスは、そのなかの「水で割る」という工程を省いたものになります。蒸留を繰り返すにつれ純度が増し、アルコール度数は高くなりますが、スピリタスはなんと70回以上も蒸留しているのだそうです。これだけ度数が高いのも納得ですね。

スピリタスを使ったレシピ

それでは、スピリタスをおいしく味わうためのレシピをいくつかご紹介しましょう。気になる方はぜひ試してみてくださいね。

いちごの果実酒

保存瓶はこの形でなくてもかまいませんが、しっかり洗って煮沸消毒などしておくようにしましょう。

いちごはよく洗って水分を拭き取り、へたをとって保存瓶に入れていきます。そこにスピリタスを注ぎ、冷蔵庫に入れて2週間ほど保存します。

水と砂糖を沸騰させて冷ましたら、レモン汁を入れます。それをいちごをとりのぞいた保存瓶に注いでください。この状態でもう飲めますが、1週間ほど寝かせたほうがおいしいそうですよ。

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