シミ対策に

紫外線を浴びると、肌の表面では大量の活性酸素が作られます。活性酸素によって炎症が起こると日焼けの原因に。また、活性酸素が多く作られると肌表皮の代謝が衰え、、シミやしわができやすくなってしまうおそれがあります。

アスタキサンチンが配合された化粧水を肌に塗ったり、アスタキサンチンが多く含まれる鮭やえびなどを食べたりすると、表皮で活性酸素の多くが取り除かれるため、シミやしわ、日焼けの原因となるメラニン色素の生成が抑制されるとされています。(※7,8)

離乳食に使う際は要注意

鮭を離乳食に取り入れる場合は注意が必要です。鮭は、厚生労働省で定めた「アレルゲンを含む食品の表示」のなかで「特定原材料に準ずるもの」に分類されています。比較的アレルギー症状を起こしやすいため、初めて与える際は少量からスタートし、赤ちゃんの様子を観察してくださいね。少しでも気になる症状が出た場合は、速やかに医師の診断を受けてください。(※9)

身は赤くても白身魚と呼ばれる「鮭」

鮭は、身が赤くても白身魚に分類されます。明確な定義によって分類されていたとは知らなかったという方も多いのではないでしょうか?

また、鮭の赤い身の色に由来するアスタキサンチンは、私たちの身体に役立つ成分です。一年中手に入りやすいため、積極的に食べましょう。なお、離乳食に使う際はアレルギー症状の有無に注意してくださいね。
【参考文献】
(2021/10/18参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ