
ライター : 渡辺 りほ
管理栄養士
学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養…もっとみる
トマトジュースの栄養と効果効能
リコピン
原料のトマトの熟成具合やメーカによって異なりますが、一般的なトマトジュースには200mlあたり約15.9〜27.8mgのリコピンが含まれています。
リコピンは、熱に強く、非常にすぐれた「抗酸化作用」を持つ成分です。その作用はβ-カロテンの約2倍以上、ビタミンEの100倍以上ともいわれています。また、継続摂取することで善玉コレステロールを増やす作用があり、善玉コレステロールが増えることで血中の悪玉コレステロールを減らす働きが期待できます。(※1,2,3,4,5)
リコピンは、熱に強く、非常にすぐれた「抗酸化作用」を持つ成分です。その作用はβ-カロテンの約2倍以上、ビタミンEの100倍以上ともいわれています。また、継続摂取することで善玉コレステロールを増やす作用があり、善玉コレステロールが増えることで血中の悪玉コレステロールを減らす働きが期待できます。(※1,2,3,4,5)
カリウム
カリウムはトマトジュース200mlあたり、520mg含まれています。
カリウムはナトリウムとともに、細胞の浸透圧を維持・調整する働きがあります。塩分(ナトリウム)の排出を促してくれるので、むくみ対策に役立ちます。(※6,7,8)
カリウムはナトリウムとともに、細胞の浸透圧を維持・調整する働きがあります。塩分(ナトリウム)の排出を促してくれるので、むくみ対策に役立ちます。(※6,7,8)
ビタミンC
ビタミンCはトマトジュース200mlあたり、12mg含まれています。
ビタミンCは、リコピンと同様に活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。また、コラーゲンを体内で作る際に、欠かせない栄養素です。さらにビタミンCは、メラニンの生成を抑える働きがあり、日焼け対策に役立ちます。(※6,9)
ビタミンCは、リコピンと同様に活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。また、コラーゲンを体内で作る際に、欠かせない栄養素です。さらにビタミンCは、メラニンの生成を抑える働きがあり、日焼け対策に役立ちます。(※6,9)
食物繊維
食物繊維はトマトジュース200mlあたり、1.4g含まれています。
食物繊維には、血糖上昇を緩やかにしたり、血中コレステロールを下げる働きのある水溶性と、腸壁を刺激して排便を促す不溶性のものがあります。ダイエット中の方には、どちらも嬉しい作用になるので、積極的に摂り入れたい栄養素のひとつです。(※6,10)
食物繊維には、血糖上昇を緩やかにしたり、血中コレステロールを下げる働きのある水溶性と、腸壁を刺激して排便を促す不溶性のものがあります。ダイエット中の方には、どちらも嬉しい作用になるので、積極的に摂り入れたい栄養素のひとつです。(※6,10)
トマトジュースのカロリーや糖質量は?
一般的にトマトジュース100mlのカロリーは17kcalで、糖質は3.3gです。(※6)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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