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「熊笹茶」とは?
熊笹茶の効果効能をお話しする前に、まずは「熊笹茶」とはどういうものなのかをご紹介します。
そもそも熊笹とは
熊笹とは、日本の高原地帯、北海道の山野で主に生息し、先がとがった細長い葉が特徴の植物です。冬を越し葉が枯れるころに、周囲が白くふちどられることから、歌舞伎役者の「隈取り」になぞらえて「隈笹」と言われたのがはじまり。
この熊笹は防腐効果が高いことから、ちまきや笹ずしに使われていました。熊笹は動物園のパンダがかじっている様子をイメージしますが、食べるには繊維が固すぎるため、あれだけ大きな動物でもすべてを食べきるのにはとても時間がかかっているようです。
昔からの研究で、豊富な栄養があることは分かっており、中国では漢方薬などで使用されています。現在では、熊笹を使ったお茶や青汁も販売されているんですよ。
熊笹茶の特徴
熊笹茶とは、名前の通り熊笹を煎じて入れたお茶のことです。熊笹にはミネラルやビタミン類をはじめ多くの栄養が含まれているため、健康に気遣う人におすすめ。
しかもノンカフェインなので、カフェインの摂取を控えている人や妊娠中の人も安心して飲めます。茶葉のように乾燥させて切り刻んだものや、粉末状のものなどいろんなタイプで販売されているため、用途に合わせて選べますよ。
味はスッキリしていてあまり苦くなく、普通の緑茶やほうじ茶と同じ感覚で飲むことができるようです。
熊笹茶に期待できる効果効能
口臭対策
熊笹は植物なので、葉緑素の成分「クロロフィル」が含まれます。クロロフィルには殺菌・脱臭作用があり、口臭を抑える効果が期待できます。(※1)ガムなどにも使われる成分なので、その効果は高そうですね!
免疫機能をサポート
免疫力が低下してしまう原因のひとつに、細胞が傷つけられることが挙げられます。攻撃やダメージを受けて細胞が傷つくと、免疫力も弱まってしまうのです。熊笹には傷ついた細胞の修復作用や、健康な細胞の保護作用があるので、免疫力を保つのに効果的なんですよ。(※2)
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