ライター : 前田未希

料理家 / フードコーディネーター

セロリ✕和=最高のおつまみ!

シャキシャキとして、みずみずしい食感が美味しいセロリ。 ピクルスにスープ、ラタトゥイユ……茎だけでなく、葉も煮込み料理の香りづけに使用することができるセロリは無駄なく頂けて、今では定番の野菜のひとつですね。 海外から広まったこともあり、洋食に使う野菜というイメージが強いのではないでしょうか。 でも、実はセロリは和食とも相性が良いってご存知でしたか? セロリ独特のほのかな苦みとみずみずしさを活かすと、あまり濃い味付けをしなくても十分美味しく料理が仕上がります。 今回ご紹介するのは、セロリの浅漬け。 セロリの食感はそのままに、浅漬することで青臭さが抜けてとっても美味しいですよ。 調味料を揉み込んで10分程度でできるので、「あと一品おかずが欲しい」という時にぜひ!

『セロリの簡単浅漬け』の作り方

材料 (2〜4人分)

セロリ(葉を除いた茎の部分) 2本 A 昆布茶(顆粒だしで代用可) 小さじ2 A 酢 小さじ1/4 A 塩 ひとつまみ 鷹の爪 1/2本

作り方

①セロリの外側をピーラーで剥く。
外側の皮を剥かずに作ると、筋が口に障ることがあります。 ピーラーでひと剥きしましょう。
②1cm以上の厚めの斜め切りにする。
セロリのシャキシャキとした食感を活かすため、あまり薄切りにしすぎないよう気をつけましょう。
③Aの調味料をよく混ぜ合わせる。
④セロリを加え、全体にAが馴染むように、よく揉み込む。
⑤輪切りにした鷹の爪を加えて、冷蔵庫で15分ほど置く。
15分ほど置くと、セロリ全体に昆布の味が染みます。

お酒と一緒に乾杯!

ひんやりと冷たく、シャキシャキとした食感がお酒のアテにぴったり。 すっきりとした口当たりなので、繊細な味わいを楽しむ日本酒などと相性が良いです。 もちろん、ご飯との相性も◎ 今回はシンプルにセロリのみで漬けましたが、お好みでカブやきゅうり、人参と合わせても良いですね。 漬けたてのさっぱりとした味わいから、徐々に馴染む味わいの変化をお楽しみください。

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