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海ぶどうは…海藻!
鮮やかな半透明の緑の色合いにぷちぷちと小さく弾ける独特の食感が美味しい沖縄名物の「海ぶどう」。
つぶつぶがぶどうの房のようにいっぱいついているユニークな形状が特徴で、「海ぶどう」という名前もそこに由来しています。
そのままポン酢をつけて食べたり、サラダのトッピングにしたりして食べることの多い「海ぶどう」。
「グリーンキャビア」と呼ばれることもありますが、キャビアのように魚の卵ではありません。もちろん、野菜や果物の一種でもなく、これは正式には「クビレズタ」という名の海藻の一種です。
宮古島、西表島、伊良部島の周辺が天然の産地として知られていますが、最近は収穫量が減ってしまったために流通しているもののほとんどが養殖になっています。
鮮度が命!早めに食べよう♩
海ぶどうのつぶつぶは「液胞」と呼ばれるもので、浸透圧や温度に敏感なために冷蔵保存などができません。
熱帯性の海藻なので寒さに弱く、冷蔵庫に入れて10℃以下の温度になると「液胞」がしぼんでしまうのです。あのプチプチ感が醍醐味なのに、しぼんでしまったら台なしですね。
また、ポン酢やドレッシングは食べる直前にかけることも重要です。浸透圧に敏感なため、塩気のあるものをかけると同じく「液胞」がしぼんでしまいます。
海ぶどうは生のほか、塩漬けにしたものや乾燥させたものなども売られていますが、やっぱり海ぶどうは鮮度が命。
鮮度の目安は粒の色と形。沖縄みやげに海ぶどうを選ぶときは、なるべく緑が鮮やかで粒がぷっくら大きなものを選ぶようにしましょう。
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