ライター : 大地宅配

かたすぎて包丁が入らない。。

いまや専門店もできるほど人気者のアボカド。 その濃厚な舌触りと栄養価の高さから「森のバター」なんて呼ばれていますよね。 でもスーパーで買ってきていざ包丁を入れてみると、まだかたかった…なんてガッカリな経験ありませんか? 本日はそんなかたいアボカドをおいしくいただくレシピと、アボカドの食べごろサインを見逃さない簡単な見分け方をご紹介いたします。実はかたいアボカドだからこそおいしい食べ方があるんですよ!

食べごろアボカドの見分け方

「結局どんなアボカドなら食べごろなの??」。 見分け方はとっても簡単です。 1. ヘタの周りに隙間があるもの 2. ヘタの周りに弾力があるもの 3. 丸々と楕円形の形で黒い深緑のもの これだけ。 「ちゃんと皮が茶色かったのに切ってみたらかたかった…」という経験がある方は、ご参考にしてみてください。

かたかった場合の簡単なむき方

かたすぎるアボカドはなかなか皮がきれいにはがれません。 そんな時はこちら。つるんと綺麗に皮が剥けますよ。 1. アドカドを縦半分に切り、種をとって2等分にする 2. ぴっちりとラップで巻き、500Wのレンジで30秒~1分加熱。 3. あら熱が取れたら、調理する大きさに切って端から皮をむく。 それではさっそく、そんなかたいアボカドをおいしくいただくレシピをご紹介します!

1.ほくほく! アボミートグラタン

《材料 1人分》
・アボカド…1/2コ ・A合びき肉…20g ・A玉ねぎみじん切り…1/8コ ・A酒…小さじ1 ・Bトマト缶…大さじ2 ・B醤油…小さじ1/2 ・B砂糖…小さじ1/2 ・Bバター…小さじ1/2 ・B片栗粉…小さじ1/4 ・B塩コショウ…少々 ・ピザ用チーズ…25g ・ドライパセリ…少々
《作り方》
1. アボカドの種をとる。 2. Aを耐熱ボウルに入れて軽く混ぜ、ラップをかけ500Wのレンジで1分30秒間加熱する。 3. 2にBを入れてよく混ぜ合わせ、ラップをせずに500Wのレンジでさらに1分間加熱する。 アボカドの種があった窪みに3を詰め込み、ピザ用チーズをかけてトースターで10分ほど 焼き、ドライパセリをふる。
かたいアボカドも加熱するとやわらかくホクホクに! もちろん熱々のアボカドにミートソースの相性はバツグンです。焼きたてはトロトロのチーズが目にもおいしい演出をしてくれます。おもてなしの一品にもぴったりですね!

2.バター醤油がジュワッ!肉巻きアボカド

《材料 1人分》
・アボカド…1/2コ ・豚バラ薄切り…50g ・バター…小さじ1 ・醤油…小さじ1 ・塩…少々 ・ブラックペッパー…少々
《作り方》
1. アボカドを縦に4等分に切り、皮をむき、豚バラを巻きつけて軽く塩をふっておく 2. 中火で熱したフライパンにバターを溶かし、1をこんがりと焼き目がつくまで両面を焼く。 3. 肉に火が通ったら、醤油を回しかけ、ブラックペッパーをふる。 アボカドのコクに豚のうまみとバター醤油がジュワ~っと香ります。うん、もう字面からして絶対おいしい。もっとパンチが欲しい方は醤油に少しだけ、すりおろしたにんにくを入れても美味しいですよ。晩酌にもぴったりの一品です。

3.衝撃的濃厚!アボカドとクリームチーズのかき揚げ

《材料 1人分》
・アボカド…1/2個 ・クリームチーズ…40g ・薄力粉…大さじ2 ・炭酸水…40ml ・レモン…1切れ ・粗塩…少々 ・揚げ油…適量
《作り方》
1. アボカドとクリームチーズはそれぞれ2センチ角に切る。 2. ボウルに薄力粉を炭酸水を入れて軽く混ぜ、さらに1を加えて軽く混ぜる。 3. 180度に熱した油に2をスプーン等でそっと落とし入れ、片面30秒ずつ表面がうっすら色づくまで揚げる。 4. 粗塩と、お好みでレモンを絞る。 油で揚げることによって固かったアボカドもとろっとろに! 衣は薄めですが、炭酸水を使うことでサックサクに揚がります。粗塩とレモンのシンプルな味付けが、クリームチーズとアボカドの濃厚さを見事に引き立てますよ。油で揚げるときは短時間でOK。きつね色になるまで~と待っていると、クリームチーズが溶けて行方不明になるので注意!
かたいアボカドをおいしくいただくレシピ、いかがでしたか?
アボカドには美容と健康に良い栄養素がたっぷり入っています。「でもアボカドは油分が多いから…」と気にされる方もいらっしゃると思いますが、アボカドに含まれる不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減らす働きもある良質な油です。寒い日は、身体にもおいしいアボカドを、熱々のレシピで楽しんでくださいね!
■ プロフィール
なかざわ あやの フードスタイリスト/アシスタント 1991年生まれ。新潟県出身。 神田外語大学ブラジルポルトガル語専攻を卒業。 国際空港での接客業を経て、故郷新潟へUターン。 “食が持つ表現力”に惹きつけられ、フードスタイリストを目指す。 HP:https://que-gostoso.amebaownd.com Instagram:https://www.instagram.com/que_gostoso/ (編集、メニュー監修:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/)
提供元:

編集部のおすすめ