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「15分でつくる!わが家の韓国ごはん」レシピコンテスト結果発表!

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2024年秋、日本で韓国農水産物や韓国食文化を紹介している「韓国農水産食品流通公社 大阪支社」と「macaroni」のコラボによるレシピコンテストを開催しました!

「15分でつくる!わが家の韓国ごはん」をテーマとした本コンテストは、2024年9月にレシピを募集。指定の食材や調理時間に沿ったレシピをたくさんの方に考案いただき、計200以上のレシピが集まりました。

レシピコンテストの審査員を務めたのは、旬の素材を生かした手軽でおいしい家庭料理を提案し、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍中の人気料理研究家・コウケンテツさん。受賞者には豪華景品が用意されているなか、果たしてどのレシピがグランプリを獲得したのか……!?

審査の様子と、選び抜かれたメニューを見てみましょう!

レシピ募集時の記事はこちら

二次審査ではコウケンテツさんとマカロニメイトが試食審査

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試食審査会の様子
計200レシピ以上が集まった今回のコンテスト。macaroni編集部による1次審査を経て、6レシピが2次審査に進出しました。2次審査では審査員のコウケンテツさんと、macaroniが保有するインスラグラマーコミュニティー「マカロニメイト」のなかから20名を一般審査員に迎え、試食審査会を実施。

試食審査会ではコウケンテツさんのトークショーも行われ、会場は終始和やかな雰囲気でしたが、6レシピの試食が始まると、みなさんそれぞれのメニューを真剣に審査されていましたよ。

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試食審査会の様子
6品を試食したコウケンテツさんからは、「どのレシピも韓国食材を使いつつ、日本の家庭料理の良さもうまく取り入れられていて、驚きました!」とのコメントをいただきました。

「MBSラジオ秋まつり2024」にて最終審査を開催

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「MBSラジオ秋まつり2024」での販売の様子
2次審査を通過した3メニューは、11月4日(祝)に開催されたイベント「MBSラジオ秋まつり2024」にて販売。3品合計で300食以上を販売したなか、販売数の1番多かったメニューが、栄えあるグランプリに決定しました!

それでは、グランプリ・準グランプリ(2品)・優秀賞(3品)の全6品を、レシピ考案者・試食した審査員のコメントともにご紹介しましょう。

優秀賞(3レシピ)

秘密にしたい 我が家のスンドゥブ

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人気の韓国料理のひとつ、スンドゥブ。辛味もありつつ、豚肉の旨みや卵のまろやかさで、クセになる味わいです。わずか10分でできるというレシピに、試食審査会では「真似して作ってみたい!」という声が多くあがっていました。

●材料(2人分)
絹ごし豆腐...400g

豚バラ肉...200g(肩ロースでも可)
塩、胡椒...少々
ごま油...大さじ1
キムチ...適量

卵...2個
ねぎ...適量(小口切り)

A.水...500ml
A.コチュジャン...大さじ1
A.砂糖...小さじ1
A.にんにく...1片(すりおろし)
A.醤油...小さじ1
A.酒...小さじ2
A.牛肉ダシダ...大さじ1
A.韓国唐辛子...大さじ1/2

●作り方(調理時間:10分)

下準備:豚バラ肉に塩、胡椒を振る。絹ごし豆腐は食べやすい大きさに切る。
1.鍋にごま油を入れて火をつける。 豚バラ肉をこんがり焼く。 焼けたら器に取り出しておく。
2. 1にAをいれて沸騰したら絹ごし豆腐を入れる。
3. 2に豚バラ肉、キムチ、卵を落とし入れてねぎを散らし、仕上げに韓国唐辛子(分量外)をトッピングする


●ポイント
厚切り豚肉だとさらにおいしさアップ!あさりや海老などを入れてもおいしいです。

●レシピ考案者:sakoさんからのコメント

もう一度食べたい!そう思えるスンドゥブを何度も何度も試作してできあがかった、 本当は秘密にしたいレシピ。家族や友達にも大人気のスンドゥブです♪食べた方に必ず作り方を聞かれるひと品で、白ごはんとの相性抜群!

●試食した方のコメント
・おいしいです!お店の味で、名前も素敵。簡単にできるとのことで作ってみたいです
・食べやすくとてもおいしかったです。10分で完成とは思えない仕上がりでした
・甘み辛味のバランスがとても良い。自宅で作ってみたいです!コクがあり豚肉の美味さもプラスされてかなりおいしかったです

ピーマンのコチュマヨツナ詰め

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家庭料理の定番「ピーマンの肉詰め」を韓国風にアレンジしたひと品。ツナ缶を使っているので、簡単に作れるのもポイントです。

●材料(2人分)
ツナ缶...1缶
大葉...3枚(千切り)
ピーマン...2個
レモン汁...少量(お好みで)

A.コチュジャン...小さじ1
A.マヨネーズ...小さじ2
A.ごま油...小さじ1
A.和風顆粒だし...小さじ1/3


●作り方(調理時間:15分)
1. ピーマンは縦半分に切ってへたと種を取る。
2. ボウルに油きりしたツナ、大葉、Aを入れ混ぜ合わせる。
3. ピーマンに2を詰めて、オーブン200℃(予熱なし)で12分ほど焼き色がつくまで焼き完成。


●ポイント
大葉を入れる事で爽やかな風味になり、コチュジャンの辛味と合います。レモン汁をかけると、さっぱりとしてさらにおいしくなります。肉詰めと違ってツナ缶なので、お肉の生焼けの心配もなし!

●レシピ考案者:Asaminさんからのコメント
コチュジャン味が食べたくて、家にあるピーマンとツナ缶で考えて作ってみました!レシピでは、オーブン調理ですがトースターでも焼けます。チーズをトッピングするのもオススメです。

●試食した方のコメント(抜粋)
・辛さとまろやかさがあり食が進みます。簡単にできていいですね
・短時間で、そして缶詰で作れるところが素敵だなと思いました
・ピーマンの匂いが消えていて子どもでも食べそう!ピリ辛でおつまみにもいいですね

スティック鶏むね肉で トッポギ風

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スティック状に切った鶏むね肉をトッポギのお餅に見立てて、甘辛いコチュジャンベースのタレを絡めたメニュー。ごはんのおかずにも、お酒のおつまみにもなる味わいです。

●材料(2人分)

鶏むね肉...1枚
塩...少々
きび砂糖...小さじ1/2
水...小さじ1
片栗粉...小さじ2
いりごま...適量

A.コチュジャン...大さじ1
A.水...90ml
A.醤油...小さじ1
A.酒...小さじ1
A.きび砂糖...小さじ1

●作り方(調理時間:15分)

1. 鶏むね肉は皮をはぎ、スティック状に切り、塩、きび砂糖、水を入れてよくもみ、しばらくおく。
2. 1に片栗粉をまぶし、油をひいたフライパンで焼く。8割がた火が通ったらいったん取り出す。
3. フライパンにAを入れて混ぜ、弱火で加熱しながら2を戻し入れ、軽く煮詰めながらからめる。
4. 仕上げにいりごまをふる。

●レシピ考案者:花ぴーさんからのコメント

韓国は海外の中でも一番多く訪れた国で、韓国料理が大好きです。今回の料理はヘルシーな鶏むね肉を使ったのでたくさん食べても罪悪感なし。甘さ控えめの味つけにしておかず向きにしています。

●試食した方のコメント
・トッポギはおもちだと普段のごはんに合わせにくいですが、こちらなら普段使いしやすいです
・冷めてもおいしく、短時間で手軽にできるお料理で素敵です。お酒が進む味でいいなと思いました
・パサつきやすい鶏むね肉も、やわらかく食べやすかったです。白いお米にも合うひと品。手軽さがいいですね

準グランプリ(2レシピ)

ヤンニョム肉巻き

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日本の家庭料理に多い「野菜の肉巻き」を韓国風にアレンジしたひと品。コチュジャンが効いた甘辛い味付けと、野菜のシャキシャキ食感がポイントです。

材料(4人分)

・豚しゃぶ肉...350g
・もやし...1袋
・パプリカ(赤・黄)..各1個
・薄力粉...大さじ2
・ごま油...大さじ3
・白ごま...適量

・ねぎ...1本
A.コチュジャン...大さじ1.5
A.醤油...大さじ2
A.みりん...大さじ2
A.砂糖...小さじ2
A.にんにく...1かけ


作り方(調理時間:15分)

1.にんにくをみじん切りにしてAの調味料を混ぜて、タレを作っておく。
2.もやしを洗い水を切っておく。パプリカを細切りにする。ねぎを小口切りにする。

3.パプリカ、もやしを適量とり、豚しゃぶ肉で巻く。

4.巻き終わったら薄力粉をまんべんなくつける。

5.フライパンにごま油を入れ、中火で焼く。

6.火が通ったら混ぜておいたタレを加え、絡める。

7.仕上げに白ごまとねぎを散らして完成。

ポイント

・肉巻きの巻終わりの場所を下にして焼くと肉巻きが崩れません。

レシピ考案者:yurimeshi2024さん からのコメント

もともと私が辛いものが大好きで、コチュジャンを良く使います。豚肉とコチュジャンは最高の組み合わせ!パプリカを巻くことでジューシーさが加わり、とてもおいしい肉巻きになります。

試食した方のコメント(抜粋)
・甘辛い味つけでごはんが進みます。野菜のシャキシャキ食感もおいしいし、野菜が摂れるのもいいですね
・しゃぶしゃぶ肉を使っているので火の通りも早そうだし、香ばしくてよかったです
・野菜のシャキっと感とヤンニョムの辛味でビールにも白ごはんにも合う!食べ応えもあり、お弁当に持っていきたいです

ゆず茶香る♪甘辛やみつきチキン

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ゆずのさわやかな香りが特徴のアイデアメニュー。大根おろしやカイワレが後味をさっぱりさせてくれるので、ついもう1本食べたくなる味わいです。

材料(2人分)
・手羽元...500g
・塩...2つまみ
・黒こしょう...2つまみ
・サラダ油...小さじ2
・大根...1/4本
・かいわれ...飾り程度
A.ゆず茶...60g
A.醤油...大さじ1と1/2
A.にんにくチューブ...小さじ1
A.酒...大さじ2
A.コチュジャン...大さじ1


作り方(調理時間:15分)

1.手羽元にフォークで穴を開けて、キッチンペーパーで水分を拭き取る。

2.手羽元に塩、黒こしょうをまぶす。フライパンにサラダ油を入れ、 熱している間にAの調味料をすべて合わせておく。

3.手羽元を入れて焼き色をつける。

4.Aの調味料をすべて加え、蓋をして焦げないように時々見ながら強めの中火〜中火で7分火を通す。その間に大根おろし、かいわれを準備しておく。

5.蓋を外し、2分程度コロコロ転がしながら焦げないように気をつけて絡める。

6.お皿に盛り付けて、大根おろしとかいわれを添えれば完成。


ポイント

手羽元にフォークでしっかり穴を開けるのがポイント。漬けこまなく てもおいしく作れます。

レシピ考案者:kaeponさんからのコメント

ごはんのお供にも、おつまみにもなる旦那お墨付きの定番メニューです。 がっつりとした肉々しさを活かしつつ、 大根おろしとゆずでさっぱりとした味わいに仕上げました。時短メニューながら、作ると必ず喜ばれるお気に入りのレシピです。

試食した方のコメント(抜粋)
・ゆずの香りと仕上げの大根おろし、かいわれが効いていて、子どもから年配の方にも喜ばれそうですね
・レシピ名通りゆず茶の香りが楽しめて、持ち寄りパーティへも持って行きたくなるくらい良いレシピだと思いました
・ゆず茶を韓国料理に使うのは素敵で斬新なアイデアだと思った。15分で作れて漬け込まなくてもしっかり味がして、何度も食べたいメニューです

グランプリは……「ケランパブチヂミ」

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「ケランパプ」とは韓国語で「卵ごはん」という意味。ごはんに卵、キムチ、パプリカなどの具材を全部混ぜて、チヂミのように薄く広げて焼いたアレンジメニューで、コチュジャンが効いた韓国風のタレでいただきます。

こちらのレシピは、macaroniでレシピ動画が公開されているので、ぜひこちらをチェックしてみてください!
●レシピ考案者:noriko kishidaさんからのコメント

野菜嫌いの子どもも食べられるよう、ごはんをベースに食感にもこだわりました。混ぜて焼くだけで栄養バランスも整ったアレンジ無限大のレシピです。

●試食した方のコメント(抜粋)
・ご飯とおかずが同時に食べられてお弁当に最適だと思いました。おにぎりみたいでかわいいです
・栄養たっぷりで食べムラのある子どもでも食べやすいアイデアレシピだと思いました。チーズを入れても合いそうです
・チヂミのレシピに、ごはんを使用しているのがとっても良いアイデアだと思いました。食感もよくふっくら仕上がっていておいしかったです

韓国食材を使っていつもと違う食卓に

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試食審査会の様子
今回のコンテストに集まったレシピは、どれも各家庭ならではの工夫を凝らした料理ばかり。ぜひみなさんも受賞メニューを参考に、ぜひ韓国食材を使って、おうちで韓国料理をお楽しみくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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