黒いマッシュルームは食べられない？マッシュルームが変色する理由を解説

マッシュルームといえば茶色か白色ですが、黒く変色したマッシュルームを見かけることがあります。実はどの場所が黒いかによって、食べても問題ない場合と食べない方がいい場合があるんです。この記事では見分け方を詳しく解説していきます。 2024年10月3日更新

ライター : 朝戸尚子

管理栄養士 / webライター

黒いマッシュルームは食べても大丈夫？

マッシュルームといえば全体が茶色いものと白いものがありますが、マッシュルームが黒く変色していると食べられるのか不安になりますよね。

マッシュルームは変色している部位によって、食べてよい場合とそうでない場合があるので具体的に見分け方を見ていきましょう。

マッシュルームの傘の裏側が黒い場合は、食べても問題ありません。

マッシュルームのもつ胞子が成熟することによって変色し、ひだの部分の色が変わります。腐敗や変敗ではなく、マッシュルーム特有の成熟による変色なので安心してくださいね。（※1）

マッシュルームの傘の表側が黒い場合は、傷み・腐敗のおそれがあるので注意が必要です。

表面のぬめりややわらかさの変化、臭いの変化がないかチェックし、異常がある場合は食べないようにしてください。（※2）

マッシュルームの表面が水で濡らしたわけではないのにも関わらず、ぬるぬる・ネトネトしている場合は傷んでいます。

臭いや色に異常がない場合でも、糸をひくようなぬめりがある場合は食べずに処分しましょう。（※2）

マッシュルームが傷むと、弾力がなくなりやわらかい状態になります。これは食べ物に付着した微生物が内部に侵入し、組織を分解するためです。

通常のマッシュルームとは異なるやわらかさを感じたら、食べないようにしてくださいね。（※2）

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