ライター : 鎌上織愛

幼児食アドバイザー、グルメ旅ライター、お土産コンシュルジュ

期間限定!コストコに「ソニヤりんご」が登場

Photo by okamagami

会員制倉庫型店「コストコ」の青果コーナーは、日本のものだけでなく手に入りにくい海外のフルーツも充実しているのが魅力のひとつ。海外のフルーツは日本の旬と異なるため、1年中さまざまなフルーツを楽しむことができます。

夏の始まりにコストコの青果コーナーに並びはじめたのは、10〜2月が旬の「りんご」です。りんご好きの筆者としては旬ではないこの時期にりんごが食べられるのは、このうえなく幸せですが実際のところ味はいかほどでしょうか!?

この記事ではコストコの「ソニヤりんご」について、魅力や食べ方、保存方法などをたっぷりご紹介します。

「ソニヤりんご」はニュージーランド産のりんご

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りんごとひと口にいっても、その品種はなんと世界に15,000種、日本国内でも2,000種あるといわれています。「ソニヤりんご」はそんな数ある品種のうちのひとつで、ニュージーランドで交配された比較的新しいりんごです。商標名は「Sonya」で、ソニヤ、ソーニャ、ソニアなどと呼ばれています。海外では2002年頃から流通が始まったそうですよ。

原産国のニュージーランドは、日本と同様に四季があります。ただ南半球に位置しているため、季節は日本と真逆です。そのため「ソニヤりんご」は、日本と異なる5〜8月頃に旬を迎えます。コストコでは特に出荷のピークを迎える6月頃に、期間限定で毎年登場していますよ!

「ソニヤりんご」は2kgで何個入り?コスパは?

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今回コストコで購入した「ソニヤりんご」は、1袋(内容量:2kg)に11個入っていました。1個の重さは、およそ150〜190gほどと国産のものよりもやや小ぶりです。

りんごの重さによって個数は変動しますが、1袋あたりおおむね11〜12個入りが多いようです。1袋の値段が1,498円(税込)なので、1個あたり約125〜136円。国産のりんごが手に入らないこの時期、とてもお手頃にゲットできるのは嬉しいですね!

おいしい「ソニヤりんご」の見分け方

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たくさん並べられた「ソニヤりんご」のなかからおいしいものを選ぶには、皮の色をチェックしましょう。すぐに食べたい方は黄色いものより、赤く色づいているほうが熟していて甘さがあります

またりんごの表面のツヤは乾燥を防ぐため、「果粉(ブルーム)」と呼ばれる白い粉のようなものは水分の蒸発や病気を防ぐためのもので、どちらもりんご自身が自らを守るために出している天然の成分です。りんごを選ぶときは、ツヤと果粉もチェックすると良いですよ!

「ソニヤりんご」の味は?

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細長く小ぶりな「ソニヤりんご」は、「レッドデリシャス」と「ロイヤルガラ」から配合された品種です。ハート型のかわいらしい見た目はレッドデリシャスから、シャキシャキとした食感と強い甘味はロイヤルガラから特徴を受け継いでいます。

「ソニヤりんご」をカットすると、断面はなかから染み出る果汁でキラキラ光ってとってもキレイです。ほどよく蜜が入っており、刃を入れたときの感覚から実が引き締まっているのもわかります。

実際に食べてみると食感はシャキっとしていて、ジューシー。酸味が控えめで甘味が強く、日本のりんごに近い風味なので馴染のある味わいです。そのまま食べてももちろんおいしいですが、皮が薄いため調理にも向いている品種だと感じました。

食べる前は30秒以上流水で洗おう

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輸入フルーツといえば残留農薬が気になる人が多いかもしれませんが、食品衛生法により基準値を超えた食品の輸入は禁止されています。そのため、基本的に健康被害の心配はありません。もし不安が残る人は、30秒以上流水で洗ってから食べると良いでしょう。「ソニヤりんご」は皮が薄く、特に皮の部分に強い甘味を感じるため、ぜひ丸ごと楽しんでみてください。(※1)
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