ライター : donguri

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物価高を乗り切るための5つの節約術

野菜、ガソリン、電気代……とさまざまな価格が高騰しているいま、家計の負担に感じている方は多いはず。そこでこの記事では、節約アドバイザーの丸山晴美先生に教わった “物価高を乗り切るための節約術” をご紹介します。

Photo by 丸山晴美

節約アドバイザー 丸山晴美さん 旅行会社、コンビ二店長などを経て、2001年節約アドバイザーとして独立。ゆとりうむプロジェクト理事。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物取扱主任士(登録)、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演等でおこなっている。

節約術1. 出かけるときはマイボトル・お弁当を持参する

Photo by 丸山晴美

「出かける際は、飲み物を入れたマイボトル、おにぎりやお弁当を持っていきましょう。これまで市販品に頼っていたものを自分で作ることで、家計の支出を抑えることができます」

お弁当作りが苦手な方は、まずマイボトルから実践してみるのもいいですね♪ 保冷・保温機能がついた水筒なら、夏はひんやり、冬は温かい飲み物を飲めるメリットもありますよ。

節約術2. 加工食品はできるだけ使わず自分で作って「冷凍貯金」

Photo by 丸山晴美

「冷凍食品のような加工食品は、原材料の値上がりだけではなく、製造時に使用するエネルギー・包装資材の高騰などによって値上がり傾向にあります。

弁当用のおかずはできるだけ市販の冷凍食品にたよらず、まとめて作って『冷凍貯金』しましょう」

Photo by 丸山晴美

「“冷凍貯金” とは、食材やおかずを冷凍ストックしておく習慣のこと。切る・ゆでるなどの下ごしらえをしておけば調理時間の短縮につながりますし、肉や魚は下味をつけて冷凍すれば加熱するだけでメインおかずが完成しますよ♪

『冷凍貯金』を活用することで年間約11万円も節約になりますのでぜひ取り入れてほしいです」

節約術3. 定期的に冷蔵庫の中身をチェック

「買い物の前だけではなく、一週間に1回は冷凍室も含めた冷蔵庫の中身をチェックしましょう。冷蔵室にあるすぐに使い切れないものは冷凍し、上手に活用することで、食品ロスを減らせますよ」

いくら頑張って節約していても、購入したものをムダにしてしまっては意味がないですよね。賞味期限が近いものは早めに消費する、すぐ食べられないものは冷凍するなど、“買ったものをうまく活用する” ことを心がけて、節約しつつ食品ロスも減らしましょう♪

節約術4. 調理にも電子レンジを活用

「少量の根菜や葉物野菜をゆでるときは、ガスコンロを使わずに電子レンジで加熱することで、時短かつガス代の節約になります。ポテトサラダのじゃがいもをゆでたり、ほうれん草のおひたしを作ったりするときは、電子レンジを活用しましょう」

簡単な調理は電子レンジを活用することで、節約しつつ “時短になる” のがうれしいポイント!暑い季節はキッチンに立つ時間が短くなるのもメリットですよね。

節約術5. 保温機能に注意。残ったごはんは冷凍保存

「ポットや炊飯器などで保温機能を使うと、電気代がかさみがちです。日中は在宅していないのであれば、電気ケトルなどで必要な分だけその都度沸かすか、魔法瓶のように電気を使わずに保温ができるものを使いましょう。

また炊飯器は保温時間が長くなると電気代が上がるだけではなく、食味も悪くなってしまいます。残ったごはんは小分けにして冷凍し、その都度レンジで温め直すのがよいでしょう」

Photo by 丸山晴美

「余ったごはんを冷凍しておけば、“冷凍貯金” も貯まります♪ ごはんを炊くのが面倒なとき、少量だけごはんを準備したいときなどに便利ですよ。冷凍ご飯専用の容器を使うと繰り返し使えますしエコなのでおすすめです。わたしも愛用しています」
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