ライター : donguri

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冷蔵庫収納を見直せば節電にもつながる!

Photo by ゆとりうむ冷凍貯金ラボ

エアコンに続き、電化製品のなかで2番目に電気使用量が多い「冷蔵庫」。年々電気代が高騰している昨今、冷蔵庫の節電対策は大切なポイントです。

そこでこの記事では、料理研究家/冷蔵庫収納アドバイザー 島本美由紀先生に教わった「節電につながる冷蔵庫の収納術」についてご紹介!節電だけでなく、フードロス対策や家事の時短も叶いますよ♪

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料理研究家/冷蔵庫収納アドバイザー 島本美由紀さん 旅先で得たさまざまな感覚を料理や家事のアイデアに活かし、手軽に作れるおいしい料理レシピを考案。家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」、エコの観点から食品保存や冷蔵庫収納を提案する「食品ロス削減アドバイザー」「冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー」としても活動中。テレビや雑誌、講演会を中心に多方面で活躍し、著書は80冊を超える。

収納術1. 冷蔵室は7割以下の収納にする

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「冷蔵室がパンパンだと冷気が効率よくまわらず、最適な温度を保つのが困難に。食材が傷みやすくなるうえ電気代もアップするので、7割以下の収納を心掛けましょう。

食材を詰めるときは、各棚の1/3のスペースを空けるのがポイント。ものを詰めすぎないことでダブり買いや賞味期限切れを防ぎ、フードロス対策にもなります♪」

収納術2. 冷凍室は8割以上の収納にする

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「冷蔵室とは逆に、冷凍室の収納量は8割以上にしましょう。冷凍室はスペースを埋めたほうが冷気が逃げにくく、余分な電力を使わないため、節電効果がアップします。

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冷凍室の下段は重ねると取り出しづらくなってしまうため、“立てる収納” を取り入れるのがおすすめ。100円ショップでも購入できる金属製のカゴやブックスタンドを活用すると、すっきりと取り出しやすく収納できますよ」

収納術3. 保存容器は「透明なもの」を使用する

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「保存容器は、外から見て何が入っているのかひと目でわかる透明のものを選びましょう。冷蔵庫を開けている時間が長いと電力を多く消費してしまいますが、透明の容器を使えば探す手間がなく開閉時間が短くなります。

残量が分かるため、食べ忘れ防止にもつながりますよ」

収納術4. チルド室は重ねず斜めにずらして並べる

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「チルド室は比較的空間が狭く奥が見えづらいため、重ねて保存するのは厳禁です。奥まで食材が見やすいように、斜めにずらして配置しましょう。納豆、ヨーグルト、キムチなどの発酵食品は、チルド室に保存すると発酵を遅らせることができるので、より長持ちするメリットもありますよ」

収納術5. 冷蔵室上段は長期保存系、下段に傷みやすい食材を入れる

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「冷蔵庫の最上段は下段に比べ温度が2℃ほど高めになるため、保存期間の長いものや使用頻度の少ないものを配置するようにしましょう。一方下段は冷たい空気が流れる性質があるため、傷みやすい豆腐や油揚げ、作り置きなどを保存するのに適しています。

節電のポイントは、朝ごはんやお弁当など使うタイミングが同じものをまとめておくこと。取り出しやすくすることで、開閉時間が短くなりムダな電力を消費せずにすみます」
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