ライター : 鎌上織愛

幼児食アドバイザー、グルメ旅ライター、お土産コンシュルジュ

豆腐なのに常温保存できる森永「絹とうふ」

Photo by okamagami

コストコで販売されている森永「絹とうふ」は、なんと豆腐なのに常温保存が可能な商品です。そのため冷蔵エリアではなく、常温の食材が陳列されているコーナーに置かれています。コストコでお買い物をすると、ついつい買いすぎて「冷蔵庫に入りきらない……」という人も多いはず。そんなときでも、森永「絹とうふ」は冷やす必要がないため安心してストック買いできますよ。

なぜ常温で保存できる?

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プラスチック容器ではなく、ジュースのような紙パックで売られている森永「絹とうふ」。この紙パックは特殊な構造で作られており、豆腐を光や酸素から守り品質劣化を防ぎます。またすべての工程において無菌状態で製造することにより、常温で最長216日もの長期保存が可能になったそうです。

牛乳やヨーグルトのイメージが強い森永ですが、「絹とうふ」は30年以上も前から販売されているロングセラー商品。1977年に独自開発した無菌包装技術を豆腐のパッケージに応用し、1989年に宅配専用として商品化されたのが始まりです。その後、2019年に食品衛生法が改定されたことに伴い、日本初の常温で保存できる豆腐としてリニューアルしました。

常温で長期間の保存が可能なため、キャンプや旅行に持っていったり、非常食として防災リュックに入れておいたりと、さまざまなシーンで活用できます。実際に2011年の東日本大震災では、支援物資として森永の「絹とうふ」が被災地へ提供されたそうですよ。

1箱に12パック入り!価格やコスパは?

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森永の「絹とうふ」は、1パック250gの豆腐が1箱に12パックも入った大容量商品。パッケージには桜や海など自然にまつわる絵があしらわれ、かわいらしい雰囲気です。

コストコでの価格は1箱12パック入りで1,498円(税込)。1個あたり約125円です。また森永の「絹とうふ」はコストコのほかに定期配送とオンラインショップでも購入できますが、いずれも2,000円前後で販売されており、コストコでの購入が圧倒的にお得です!

気になる味は?普通の豆腐と何か違う?

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紙パックから出してみると、ツルンとしたなめらかな豆腐が顔を出します。豆腐がそのまま真空パックされているので水を切る作業がいらず、そのまま切って食卓に出したりお味噌汁に入れたりできるので、とても便利。ゴミもコンパクトに捨てられます。

おすすめの食べ方は、王道の冷奴。食べやすい大きさにカットして薬味をのせて食べると、絹豆腐ならではの喉ごしのよさを楽しめます。味や食感は冷蔵で売られているものと遜色なく、大豆のやさしい風味がしっかりと感じられるおいしい豆腐です。

カットしてお皿にのせたあと、冷蔵庫で冷やしてから食べるのもおすすめです。少し時間が経つと豆腐の余分な水分が抜け、水っぽさがなくなります。豆腐から出た水分をしっかり切って食べると、より大豆のコクを強く感じられますよ。

森永「絹とうふ」を使うとおいしくできる!おすすめレシピ3選

森永「絹とうふ」は水分を多く含んでいるため、とてもやわらかい食感が特徴です。そのため、やわらかさを活かしたレシピが特におすすめ。どのレシピも手軽に作れるものばかりですよ。

麻婆豆腐や味噌汁などの定番料理

森永「絹とうふ」は通常の絹豆腐よりもやわらかいので、少し大きめに切って入れると煮崩れしにくいです。大きめにカットすれば煮崩れ防止になるだけでなく、しっかりとした食感と豆腐本来のクリーミーさが引き立ち、濃い味付けにも負けない豆腐の存在感が出ます

また麻婆豆腐を作る前に湯通しをすると、より崩れにくくおいしく仕上がるので、煮崩れが気になる方はぜひ試してみてくださいね。
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