ライター : 山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター

おいしく消費!乾パンが絶品デザートに大変身♪

Photo by 山形ゆかり

初めて乾パンティラミスを作ったのは、乾パンの賞味期限が迫っていたのがきっかけです。作る過程は予想以上に簡単で、家族からは絶賛の嵐。乾パンがしっとりとしてクリーミーなマスカルポーネチーズと絶妙に絡み合い、とても贅沢な風味ですよ。乾パンとはだれも気が付かず、とても驚いていました!

作りたてはとてもやわらかいので固まるか不安になりますが、冷蔵庫で冷やすとしっかり固まります。小分けにして、大人用にはブランデーやラム酒を入れるのがお気に入り。心がほぐれるスイーツタイムを過ごしています。

本格派の味わい。乾パンティラミスのレシピ

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調理時間 120
保存期間:冷蔵で約3〜4日、冷凍で約1ヶ月

乾パンを活用するティラミスは生地部分を作る手間が省けるので、とても簡単。非常用に常備していた乾パンの賞味期限が近くなったときにもおすすめですよ。乾パンに重ねるマスカルポーネのクリームが、とろとろふわふわでとてもおいしいです。作る際のコツとポイントを押さえて、ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね。

材料(作りやすい分量)

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レシピのポイント・コツ

コツ・ポイント

  1. コーヒー液は濃いめにする
  2. 乾パンに染み込みにくい場合は砕く
  3. マスカルポーネチーズと三温糖はよく混ぜ、なめらかに仕上げる
  4. 生クリームは直前まで冷やしておく
  5. 純ココアパウダーは食べる直前にふる
コーヒー液を濃いめにすると、乾パンにしっかりと味が染み込み、ティラミス全体に豊かな風味を加えることができます。時間をおいても乾パンにコーヒー液が染み込みにくい場合は、乾パンを砕いても問題ありません。マスカルポーネーチーズは、ゴムベラで押しつぶすように混ぜるのがコツです。滑らかになるまでしっかりと混ぜましょう。

生クリームは冷えているほうがより泡立てやすくなります。純ココアパウダーは、クリームへの染み込みを防ぐために、食べる直前に表面にふりかけるのがおすすめです。

作り方

1.インスタントコーヒーと三温糖を熱湯で溶かす

インスタントコーヒーと三温糖を熱湯で溶かしたところ

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ボウルにインスタントコーヒーと三温糖を入れます。熱湯で注ぎ入れ、混ぜながらよく溶かし冷まします。

2.乾パンを容器に敷き詰める

容器に乾パンを隙間なく敷き詰めたところ

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容器の中に、乾パンを隙間なく敷き詰めます。1のコーヒー液を入れます。30分以上時間をおき、乾パンにコーヒー液を染みこませます。

3.マスカルポーネチーズとグラニュー糖を混ぜる

マスカルポーネチーズとグラニュー糖を混ぜたところ

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マスカルポーネチーズにグラニュー糖を入れます。グラニュー糖を溶かしながら、なめらかになるようにゴムベラでよく混ぜます。

4.生クリームを泡立てる

生クリームを泡立てたところ

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別のボウルに生クリームを入れます。しっかりツノが立つまで、よく泡立てます。

5.3と4を合わせる

生クリームとマスカルポーネチーズ、三温糖をなめらかになるように混ぜたところ

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4の生クリームを3のマスカルポーネチーズの中に、3回程度に分けて加えます。その都度、なめらかになるようにゴムベラでよく混ぜます。

6.2に5を入れる

透明の容器にマスカルポーネチーズと生クリームが合わさったものを入れたところ

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2のコーヒーが染み込んだ乾パンの上に、5をスプーンで入れます。スプーンの背でなめらかになるようにならします。容器にラップをかけて、冷蔵庫で1時間以上冷やします。

7.純正ココアパウダーをふる

透明の容器に入った乾パンティラミスにココアパウダーをふったところ

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食べる直前に純正ココアパウダーをふり、できあがりです。

よくある質問・レシピのQ&A

乾パンティラミスは日持ちしますか?

日持ちします。乾パンティラミスは冷蔵で約3〜4日、冷凍なら1ヶ月程度保存可能です。ラップで包み、密封容器に入れて冷蔵・冷凍しましょう。生クリームやマスカルポーネを使っているため、早めに食べるのがおすすめです。

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