ライター : macaroni トレンド

「台湾スペシャルティコーヒー」を日本へ広めるための調印式が開催

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2023年11月1日(水)、農業部農村發展及水土保持署南投分署が東京タワーにて「台湾珈琲促進に関する日台協力覚書調印式」を実施。「台湾珈琲促進に関する日台協力覚書」を日本と台湾のコーヒー関連業者(※)と締結しました。

これらは品質の高い “台湾スペシャルティコーヒー” を日本で広めることを目指して、日台間の協力関係を確立することを目的としたもの。

※締結したのは、農業部農村發展及水土保持署南投分署、台湾珈琲策略連盟、台湾珈琲発展協会、ORIOWL株式会社、丸美珈琲有限会社、株式会社臺灣新聞社の6団体。

台湾コーヒーがおいしいといわれる理由は?

実は台湾の気候環境は、コーヒーの栽培にとても適しており、「品質が高くおいしい」といわれています。さらには歴史をたどると、日本の統治時代において、日本が台湾でのコーヒーの栽培に成功したことも関係しているのだとか。

台湾の農村水保署はこれら「台湾コーヒー」をさらに発展させるべく、農村再生計画に取り組み、栽培から農園の改修、コーヒーツアー推進などの活動をおこなってきました。

11月上旬。銀座松屋で台湾産の「初めての珈琲」を販売

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調印式に合わせて、2023年11月1日~7日の期間でポップアップショップも開催されました。銀座松屋B1製菓売り場にて、台湾コーヒーをセットにした「初めての珈琲」を販売。

画像は、店頭で提供されたオリジナルパッケージのドリップバッグ。

※現在ポップアップショップは終了しています

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「初めての珈琲」は全5種類のラインアップ。

柑橘系のさわやかな風味が特徴の「古峰(グーフォン)」、お酒のような香りを楽しめる「TGC(ティージーシー)」、フローラルで甘みのある「鄒築園(ゾウジュユエン)」、やわらかく軽やかな「卓武山(ジュオウーシャン)」、はちみつのような甘さとトロピカルフルーツのようなジューシーさを持つ「青葉(チンイェ)」。

いずれもお湯を注いだ瞬間に、ぶわっと立ち込める香りが印象的です。

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同じ台湾で誕生したコーヒーでも個性はさまざま。飲み比べると、その違いがはっきりとわかります。筆者がとくに気に入ったのは、特徴的な香りを持つ「TGC」。ラムやウイスキーのように芳醇な風味が広がり、今までにないようなコーヒーの味わいを感じられました。

なお、商品は今後販売予定とのこと。

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なお、調印式では特別に、人気の台湾カステラ専門店「銀座 台楽蛋糕(タイラクタンガオ)」と台湾珈琲を取り扱う「貿易会社ORIOWL株式会社」が共同開発した、カステラも提供されました。台湾コーヒーの香りをぎゅっと詰め込んだひと品。

世界でも注目される、個性豊かな台湾コーヒーを

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恵まれた気候を活かした、台湾のスペシャルティコーヒー。世界のコーヒー好きからも注目されるその味を一度試してみてはいかがでしょうか。

公式サイトでは、台湾コーヒーを扱うおすすめの店舗も紹介されています。

※販売時期やイベントの有無は、店舗によって異なります。直接お問い合わせください
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