下ごしらえ
・カヌレ型とフタ用の天板にスプレーオイルをかけます。
・オーブンは180℃に予熱します。
・薄力粉はふるいます。
・クレームディプロマット用の生クリームを10分立てにします。
作り方
1
シュー生地を作ります。鍋にバター、水、牛乳、塩を入れ、中火にかけて沸騰直前まで温めます。
2
火を止めてからふるっておいた粉を入れて粉っぽさが無くなるまで混ぜ合わせます。
3
中火にかけながら生地を潰すようにして1分程度、加熱します。※生地がまとまる程度まで加熱を行ってください。
4
ボウルに生地を移してから、全卵を数回に分けて入れその都度よく混ぜます。
5
生地をゴムベラで持ち上げたとき、なめらかな三角形になる程度に固さを調節します。
6
用意したカヌレ型に生地を18〜20g入れます。
7
型に天板でフタをしてからオーブンに入れて、180℃で30〜35分焼きます。
8
焼きあがったら型から外してケーキクーラーの上で粗熱をとります。
9
クレームディプロマットを作ります。鍋に牛乳とバニラペーストを入れて沸騰直前まで温めます。
10
ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れて、白っぽくなるまで混ぜ合わせます。
11
薄力粉を入れて、粉っぽさが無くなるまで混ぜ合わせます。
12
温めた牛乳を⑪のボウルに入れてムラが無くなるまで混ぜ合わせます。
13
鍋に戻し入れ、中火でクリーム状になるまでホイッパーで混ぜながら加熱します。
14
ボウルに⑬のクリームを移し、密着ラップをしてから氷水などを使用して急冷します。
15
よく冷えたらゴムベラでなめらかな状態にほぐして、泡立てておいた生クリームと混ぜ合わせます。
16
竹串などを使用してシュー生地に底から穴を開けます。
17
口金をセットした絞り袋に⑮のディプロマットクリームを入れ、シュー生地の中にクリームを絞り入れます。
18
お好みで、溶かした上掛け用のチョコレートやカカオニブなどを使用してデコレーションして完成です。
コツ・ポイント
- 薄力粉を加えたら鍋底に膜が張るまでしっかりと炒めてください。
- 卵は一度に全量加えず、生地の様子を見ながら少しずつ加えてください。ゴムベラですくって落とした時に逆三角形の生地が残る状態が目安です。
- シュー生地は冷めると絞りにくくなるので、生地が温かいうちに絞ってください。
- カスタードクリームは焦げないよう、しっかりと混ぜながら加熱してください。
- オーブンは必ず予熱を完了させてから、焼いてください。
- オーブン機種によって、焼き加減が異なる場合がございます。焼き時間を目安にし、様子を見ながらご調整ください。
よくある質問
すぐに召し上がらない場合は、清潔な容器に入れて保存し、翌日中にはお召し上がりください。
・グラニュー糖は別の砂糖でも代用できますか？
使う砂糖によって仕上がりの風味や食感が若干異なりますが、ご家庭にある砂糖で代用できます。
・砂糖の代わりにシロップやはちみつ、ラカントSでも作れますか？
液体シロップやその他の甘味料は砂糖と性質が異なるため、失敗を防ぐためにも代用はお控えください。
・無塩バターは有塩バターで代用可能ですか？
有塩バターを使用した場合、出来上がりがしょっぱくなってしまう可能性があります。また、食塩が小麦粉の粘りであるグルテンを強めてしまう場合もあり出来上がりが固くなってしまうこともある為、無塩バターの使用をおすすめいたします。
・バターはマーガリンでも代用可能ですか？
食塩不使用のマーガリンでも代用していただけますが、バターは動物性、マーガリンは植物性のため風味は少し異なります。
・シュー生地は牛乳なしでも作れますか？
全量水でも作れます。牛乳のみ、水のみ、半々でシュー生地の食感や風味が若干異なります。お好みでアレンジしてみてください。
・カスタードクリームは豆乳で代用できますか？
豆乳でも牛乳と同じ分量でお作りいただけます。調製豆乳と無調整豆乳で味が異なります。調製豆乳は甘味などが加えられていますが、無調整豆乳は大豆だけでできているため、大豆そのものの風味がダイレクトに感じられます。お好みのものを使用してくださいね。ただし、無調整豆乳は加熱するととても分離しやすいため、分離しないよう加熱時は注意してくださいね。
・オーブンに予熱機能がない場合、どうすればよいですか？
予熱機能のないオーブンの場合は温度を設定し10〜15分加熱を行った後、焼き始めてください。
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