3. 広島お好み焼きのパイオニア「みっちゃん総本店 八丁堀本店」

1950年、1軒のお好み焼き屋台からはじまったのが、老舗「みっちゃん」です。初代・井畝満夫さんこと“みっちゃん”は、広島のお好み焼きを語る上で欠かせない人物。今や当たり前のとろみがあるお好みソースをはじめ、キャベツともやしの組み合わせやお好み焼きにそばを入れることを提案したのも、実はみっちゃんなのです。

広島のソウルフードの原点ともいえる「みっちゃん」は、開店前から列ができる人気店。自宅で手軽に楽しめる、冷凍のお好み焼きもお土産やお取り寄せに人気です。

カキ入りそば肉玉子

1,720円(税込)
広島スタイルのお好み焼きを作り上げたみっちゃんでは、生地や具材の配分、焼き方までこだわったお好み焼きを提供しています。ソースはオリジナル。野菜と果物をふんだんに使い、素材の甘味を生かしたまろやかな味に仕上げています。

もちやキムチ、すじ煮込みなどトッピングも充実していますが、観光客に人気なのが牡蠣入りのお好み焼きです。広島名物の牡蠣とお好み焼きが、一度に味わえます。
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4. ハラペーニョでピリ辛「ロペズ」

王道の味を備えながらも、ちょっと変わったトッピングが楽しめるお好み焼き店といえば、広島市西区にある「ロペズ」です。中米の国・グアテマラ出身の店主・ロペズさんが営む店で、お好み焼きのほか、鉄板メニューや中南米料理も楽しむことができます。

お好み焼きが焼き上がるまでに、ぜひ食べて欲しいのが「チリ リオ グランデ」。牛肉とひよこ豆を使ったシチューで、ビールやワインのお供にぴったりです。

お好み焼き(ハラペーニョトッピング)

お好み焼き(そば・肉・玉)980円、ハラペーニョ(トッピング)150円
海外出身の店主とはいえ、ロペズのお好み焼きは王道の味。カリッとした麺に、ふっくらしたキャベツ、半熟の卵に香ばしいソースと絶妙なバランスです。

そんなロペズで、お好み焼きの定番トッピングといえば「ハラペーニョ」!メキシコを代表する青唐辛子で、後引く辛さがクセになります。ラテンと広島、ふたつの味の融合を楽しみましょう。
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5. カープファン必見!「お好み焼カープ」

広島東洋カープが初優勝した1976年に創業した「お好み焼カープ」。もとは、広島市中区新天地にある「お好み村」内で現在も営む「カープ」にルーツをもちます。

店内は大きな鉄板カウンターのほか、テーブル席もあり、どこか懐かしい雰囲気。イートインだけでなく、テイクアウトで利用する人も多く、地元に愛されるお店です。

お好み焼 肉玉 そば

Photo by @ruchanmen

肉玉 そば900円(写真はモチ入り+100円)
お好み焼カープではぜひ、スタンダードな肉玉そばにチャレンジを。たっぷりのキャベツの甘味に、カリッと焼かれた豚バラ肉、もっちりした中太麺が特徴のお好み焼きです。

ソースは、広島の老舗ソースメーカー・サンフーズの「三和ソース」を採用。すっきりした甘さで素材の味を引き立てます。
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