キャベツとアンチョビのペペロンチーノパスタのレシピ

調理時間 10分

大手飲食店チェーンのメニュー開発などを手がけてきた料理歴20年以上の現役シェフ、PastaLABOきみちゃんねるです。「みんなの得意料理をパスタに！」を合言葉に、YoutubeやInstagramでパスタ作りのコツを発信しています。

今回ご紹介するのは、キャベツとアンチョビのペペロンチーノ。メニュー名自体はオーソドックスですが、パスタとソースを和えずにぶっかけて作るというあまり見ないスタイルで仕上げます。

なぜかというと、慣れていないとお野菜たっぷりのパスタは野菜の水分が出て水っぽくなったり、逆に水っぽくなるのをおそれてバサバサになったりしがち……
思い切ってソースをぶっかけるスタイルにするとアンチョビやにんにく、鷹の爪の香りも引き立ち、野菜やパスタも良い状態に仕上がります。初心者でも失敗知らず、完成度に驚くこと間違いなしです！

材料（2人分）

スパゲッティ 160g
エクストラバージンオリーブオイル 70g（約80cc）
唐辛子(鷹の爪) 2本
アンチョビ 16g（4-5切れ分）
にんにく（みじん） 20g（4-5片分）
キャベツ 250g（約1/4玉）
ゆで湯
- 水 3L
- 塩 30g（約大さじ2杯）

コツ・ポイント

キャベツはパスタと一緒に茹でるので、たっぷり３Lのお湯を用意してください。
小さな鍋しかなくて使用するお湯の量が１L程度になってしまう場合、茹でている最中に煮詰まってしまうため塩の量を水１Lに対して８g程度に減らしてください。
にんにくの火入れタイミングは、パスタを皿に盛り付けた後にすることで香ばしい香りを存分に引き出します。
ソースを最後にぶっかけることで、仕上がりが水っぽくなったりバサバサになったりするのを防ぎます。

下準備・下ごしらえ

・にんにくをみじん切りにする
・唐辛子(鷹の爪)の種を抜く
・キャベツをざく切りにする

作り方

1.パスタを茹でる

Photo by PastaLABOきみちゃんねる

①3Lの水を沸かし、30gの塩を加えてゆで湯を準備します。 ②160gのスパゲティをアルデンテの表示時間で茹でます。

Photo by PastaLABOきみちゃんねる

③スパゲティが茹で上がる1分～1分30秒前になったらキャベツを加えます。スパゲティを茹で始めたら、並行してソースを作っていきます。

2.ソースを作る

Photo by PastaLABOきみちゃんねる

①オリーブオイルに唐辛子(鷹の爪)を加えて中火で加熱し、鷹の爪が色づいたら取り出しておきます。

Photo by PastaLABOきみちゃんねる

②アンチョビを加え、弱火でカリカリになるまで炒めます。

Photo by PastaLABOきみちゃんねる

③火を止めてにんにくを加えます。にんにくの火入れは、スパゲッティを盛り付けた後に素早く仕上げると香ばしい香りをしっかり楽しめます。

3.ソースをぶっかけて仕上げる

Photo by PastaLABOきみちゃんねる

茹で上がったスパゲティとキャベツをお皿に盛り付けます。

Photo by PastaLABOきみちゃんねる

フライパンのソースを中火にかけ、写真のようににんにくがきつね色の半歩先位になるのを目指して炒めます。

Photo by PastaLABOきみちゃんねる

盛り付けたパスタにソースをまんべんなくかけて出来上がり！

ブロッコリーやホウレンソウなどキャベツ以外のお好みのお野菜でもおいしく作れます。
キャベツが定番でおすすめですが、キャベツとブロッコリーなどを組み合わせてもOK！

YouTubeチャンネルでも基本のパスタやちょっと変わったパスタの作り方を紹介しているのでご覧くださいませ。なかなか良いじゃないかと思ったらチャンネル登録してあげてください！喜びます！

PastaLABOクッキングきみちゃんねる｜YouTube

▼こちらもおすすめ！PastaLABOきみちゃんねるのパスタレシピ