飲み過ぎないために!正しい水の飲み方

ポイント

  1. 1.2~1.3Lを目安に適量を摂る
  2. 喉が渇く前に飲む
  3. 一度に飲まず、こまめに飲む
  4. 汗をかいたときは塩分も補給する

1.2~1.3Lを目安に適量を摂る

人が一日に必要とする水分量には個人差がありますが、およそ2.5Lだといわれています。そのうちの1Lほどは一日3回の食事に含まれる水分から、また0.3Lほどは体内の代謝から補われています。

よって残り1.2~1.3Lほどを目安に水分を摂る必要があります。(※2,5)

喉が渇く前に飲む

喉の渇きを感じた時点では、既に体は脱水状態になっています。寝る前や起床時、運動の前後など、喉の渇きを感じる前に水分を補給することが大切です。(※3)

一度に飲まず、こまめに飲む

摂取した水を体が保水できる量は限られているため、一度にまとめて水分摂取するのではなく、こまめに分けて飲むことが大切です。200ml程度を1回に飲む量の目安にするといいでしょう。(※4)

汗をかいたときは塩分も補給する

大量に汗をかくと水分だけでなく塩分も失われます。その際水だけを補給すると体の塩分濃度が下がり、体が水を吸収せずに排出してしまいます。

汗をかいたときは水分だけでなく、塩分も補給するようにしましょう。スポーツドリンクには糖分も含まれるので、水分・塩分補給に加えて運動時のエネルギー補給にも役立ちますよ。(※2)

【Q&A】水の飲み過ぎの判断基準・体のサインは?

A:水の飲み過ぎによって血中のナトリウム濃度が急激に低くなると、めまいや頭痛、多尿、下痢といった症状が現れます。

1回に飲む水の量は200ml程度、1時間に1L以上の真水を飲むのは控えましょう。(※4,5,9)
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