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10秒で要点チェック!
- そばよりも脂質と食物繊維の量が少ないので、うどんはそばより消化がよい
- うどんの消化にかかる時間は約3時間
- うどんはやわらかく煮ることで消化によい食べ方になる
うどんは消化にいい?悪い?
うどんはやわらかく脂質が控えめで消化に良い食品です。うどんの材料はとてもシンプルで通常、小麦粉、塩、水のみで作られています。
また、うどんは消化機能の発達が未熟な赤ちゃんの離乳食に取り入れられていることからも、消化に良い食品であるといえます。(※1,2)
また、うどんは消化機能の発達が未熟な赤ちゃんの離乳食に取り入れられていることからも、消化に良い食品であるといえます。(※1,2)
うどんとそば、どっちが消化にいい?
食品は食物繊維と脂質が少ないほど、消化がスムーズです。比較すると、ゆでたうどん100gには脂質0.4g、食物繊維1.3gが含まれ、ゆでたそば100gには脂質1.0g、食物繊維2.9gが含まれています。
うどんはそばに比べて脂質、食物繊維ともに半分以下しか含まれていません。そのため、うどんはそばよりも消化に良い食品だとわかります。(※1,3,4)
うどんはそばに比べて脂質、食物繊維ともに半分以下しか含まれていません。そのため、うどんはそばよりも消化に良い食品だとわかります。(※1,3,4)
うどんの消化時間は約3時間
うどんの消化にかかる時間は2時間45分、約3時間です。消化にかかる時間はうどんの形状、温度、量、調理方法、味付けなどによって変わります。
消化を良くする上手な食べ方について、詳しくは次の項目をご覧ください。(※3,5,6)
消化を良くする上手な食べ方について、詳しくは次の項目をご覧ください。(※3,5,6)
うどんの消化を良くする上手な食べ方
消化を良くする3つのポイント
- やわらかく煮てあたたかくする
- ゆっくりよく噛んで食べる
- 消化に良い具材を合わせる
うどんの消化を良くするなら、煮込みうどんのようにやわらかく煮て、あたたかく調理するのがおすすめです。身体をあたためると胃のはたらきもスムーズになりますよ。
食べるときはゆっくりよく噛むのがポイント。うどんに合わせる具材は消化に良い低脂質な肉、胃にやさしい栄養素ビタミンUを含むキャベツ、白菜などを選ぶといいですね。(※3)
食べるときはゆっくりよく噛むのがポイント。うどんに合わせる具材は消化に良い低脂質な肉、胃にやさしい栄養素ビタミンUを含むキャベツ、白菜などを選ぶといいですね。(※3)
消化に良いうどんレシピ3選
調理時間20分
材料
ゆでうどん
、
豚バラ肉(薄切り)
、
キャベツ
、
にんじん
、
ニラ
、
にんにく(すりおろし)
、
しょうが(すりおろし)
、
だし汁
、
a. 酒
、
a. しょうゆ
、
a. 塩
、
a. 粗挽き黒こしょう
、
ごま油
栄養情報(1人あたり)
569kcal
19.3g
33.6g
52g
47.4g
6g
豚バラ肉と色鮮やかな野菜、しょうがとにんにくの風味が食欲をそそる煮込みうどん。具材は炒めてから煮込んで香ばしく、ワンランク上の味わいに仕上げましょう。キャベツは胃の粘膜を保護してくれるビタミンUが含まれ、胃にやさしいです。(※3)
鶏もも肉入りのかきたまうどんは親子丼のようにどこか懐かしく、ほっとする味わい。水溶き片栗粉でとろみをつける和風あんはうどんによく絡むのはもちろん、冷めにくいというメリットがあり、身体をあたためたいときにぴったりです。
脂質控えめな鶏むね肉からとるだしとしょうがの風味がよく合います。鶏むね肉は火を通し過ぎないようにして、しっとり食感に。だしの風味を活かして塩分控えめのうす味でいただくとさらに消化に良いですよ。(※3)
消化に良いうどんを上手に取り入れよう
うどんはそばと比べて脂質と食物繊維が少なく、消化に良い食品です。
うどんの消化を良くするコツは、やわらかく煮て温かいうちに、よく噛んで食べること。合わせる具材は脂質控えめな鶏むね肉、胃にやさしいキャベツや白菜などを選ぶといいですよ。
食欲がないときや胃を休めたいときは、温かいうどんを上手に取り入れてみてくださいね。
うどんの消化を良くするコツは、やわらかく煮て温かいうちに、よく噛んで食べること。合わせる具材は脂質控えめな鶏むね肉、胃にやさしいキャベツや白菜などを選ぶといいですよ。
食欲がないときや胃を休めたいときは、温かいうどんを上手に取り入れてみてくださいね。
【参考文献】
※2 「あんしん、やさしい最新離乳食オールガイド」堤ちはる監修/新星出版社
※3 「逆流性食道炎は自分で防ぐ!」島田英明監修/池田書店
(2022/10/25参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。