目次
小見出しも全て表示
閉じる
砂糖で保水性を上げて離水を防ぐ
砂糖には保水性がありカスタードクリームを離水しにくくするので、冷凍カスタードクリームはご紹介したレシピのように少し甘めに作ります。
もし甘さが気になるなら、後述するようなディプロマットクリームにしたり、カスタードクリームと合わせる材料で酸味や苦味をプラスしたりしてバランスを整えましょう。
もし甘さが気になるなら、後述するようなディプロマットクリームにしたり、カスタードクリームと合わせる材料で酸味や苦味をプラスしたりしてバランスを整えましょう。
カスタードクリームの冷凍方法
炊きあがったカスタードクリームは、すぐにバットに広げたラップに薄く伸ばします。均等に伸ばしたらラップで包んで冷凍庫に入れましょう。
カスタードクリームを保冷剤の上にのせて冷凍庫に入れると、よりすばやく冷却できますよ。絶対に常温に出しっぱなしにしないようにしてくださいね。
カスタードクリームを保冷剤の上にのせて冷凍庫に入れると、よりすばやく冷却できますよ。絶対に常温に出しっぱなしにしないようにしてくださいね。
ひと晩かけてカチカチに冷凍できたら、冷凍焼けを防ぐために保存袋に入れましょう。
カスタードクリームの解凍方法・使い方
解凍方法
ラップに包んだカスタードクリームは冷蔵庫で3時間~6時間ほどかけて解凍しましょう。卵を使用するカスタードクリームは雑菌が繁殖しやすく、常温で解凍するのは非常に危険です。
冷凍庫内と温度差がありすぎる場所での解凍は離水の原因にもなります。時間はかかりますが、必ず冷蔵庫で解凍するようにしましょう。
冷凍庫内と温度差がありすぎる場所での解凍は離水の原因にもなります。時間はかかりますが、必ず冷蔵庫で解凍するようにしましょう。
解凍したカスタードは、使用する前に一度ゴムベラでなめらかな状態にしてから使います。カスタードクリームのコシがなくなるので、混ぜすぎには注意です。
写真のようにツヤが出てなめらかになればOKです。
クリームののばし方
上で紹介した冷凍用カスタードクリームのレシピは、少し硬めの仕上がりにしてあります。使用する際はホイップした無糖の生クリームと合わせて、なめらかなディプロマットクリームにして使うのもおすすめです。
ゴムベラでなめらかな状態に戻したカスタードクリームに、硬め(8~9分立て)にホイップした無糖の生クリームを2~3回に分けて加えます。ホイップクリームのフワフワ感を潰さないように、さっくり混ぜましょう。
カスタードクリーム2に対してホイップクリーム1の割合で入れると、濃厚さとなめらかさのバランスが良いディプロマットクリームに仕上がりますよ。
カスタードクリーム2に対してホイップクリーム1の割合で入れると、濃厚さとなめらかさのバランスが良いディプロマットクリームに仕上がりますよ。
ディプロマットクリームで使う生クリームは、植物性クリームよりも動物性の純生クリームがおすすめです。純生クリームには豊かな乳味とコクがあり、ディプロマットクリームをよりリッチな味わいにしてくれます。
動物性の生クリームは硬くホイップできるので、ディプロマットクリームがダレずにコシがある状態に仕上がりますよ。
動物性の生クリームは硬くホイップできるので、ディプロマットクリームがダレずにコシがある状態に仕上がりますよ。
のばして冷凍すればアイスにアレンジも!
ディプロマットクリームを冷凍すると、アイス風に食べることもできるんです。ホイップした生クリームが入っている分、凍らせてもカチカチになりすぎず、ふんわりした食感が楽しめます。
アイス風に食べたい場合は、今回ご紹介したレシピのカスタードクリームとホイップした純生クリームを1:1.5の分量で合わせましょう。
アイス風に食べたい場合は、今回ご紹介したレシピのカスタードクリームとホイップした純生クリームを1:1.5の分量で合わせましょう。
米粉を使えば冷凍してもおいしさキープ!
米粉を使えばカスタードクリームを冷凍しても離水せず、なめらかでクリーミーな食感がそのままです。少し多めに炊いて小分けにして冷凍保存しておけば、手作りクレープにトッピングしたり、タルトに使ったりと、お菓子作りの幅がグンと広がります。
小麦粉やコーンスターチで作る冷凍カスタードクリームの離水や食感の劣化に悩んでいる方は、ぜひ米粉のカスタードクリームを試してみてくださいね。
小麦粉やコーンスターチで作る冷凍カスタードクリームの離水や食感の劣化に悩んでいる方は、ぜひ米粉のカスタードクリームを試してみてくださいね。
- 1
- 2
カスタードクリームに関する記事
カスタードクリームの人気ランキング