15位 桜餅(42票)

Photo by macaroni

カステラと同率6位にランクインしたのが桜餅。ひな祭りによく食べられている、ピンク色のかわいい和菓子ですよね。あんこと塩漬けの桜の葉が絶妙にマッチし、甘いものが苦手な人からも好まれることが多いです。

ひと口に「桜餅」と言っても、「長命寺(ちょうめいじ)」と「道明寺(どうみょうじ)」の2種類があるのを知っていますか?「長命寺」は、小麦粉を主原料とした薄いクレープ状の生地が特徴で、主に関東地方で食べられています。一方「道明寺」は道明寺粉を蒸して作るため、つぶつぶとしているのが持ち味。関西ではこちらのタイプが一般的です。

16〜20位のランキング結果

ここからは16位から20位までをつづけて紹介していきます!

16位 水羊羹(41票)

Photo by macaroni

水羊羹は、溶かした寒天に砂糖とあんこを入れ、冷やし固めて作る和菓子。通常の羊羹よりも水分が多いため、やわらかくてなめらかなのが特徴です。

甘さ控えめであっさりとしており、ツルンと心地よい喉ごし。味も見た目も涼やかなので、暑い季節には特に好まれています。なお竹筒に入った水羊羹も販売されており、手土産や贈り物に好評ですよ。

17位 ぎゅうひ(40票)

Photo by TAMA39

もっちり伸びやかな食感に、上品な甘味が和テイスト。もち米粉に砂糖と水を加え、蒸し上げたその味わいは、和菓子に欠かせない存在です。大福風アイスでもおなじみですね。

電子レンジでも手軽に作れるので、ぜひ手作りにもチャレンジを。チョコ大福やフルーツポンチなど、アレンジも多彩です。やわらかな作りたてをぜひ、味わってみてくださいね。

18位 花見団子(39票)

Photo by 中村りえ

花見団子とは、ピンク、白、緑の団子が1本の串に刺さった団子のこと。その名の通り、お花見には欠かせない和菓子です。

色の意味は諸説あり、「ピンクは春、白は冬、緑は夏を指す」という説や、「ピンクは桜、白は白酒、緑はよもぎを表す」との説が有名。また「縁起のよい紅白に、邪気を払う緑を合わせている」とも言われています。

19位 カステラ(36票)

Photo by macaroni

ふんわりしっとりとした口あたりと、卵のやさしい風味がたまらないカステラ。その原型となっているのは、スペインのカスティラ王国でかつて作られていたパンと言われています。これがポルトガルから日本の長崎に伝来し、「カステラ」の名で定着したのだとか。

「カステラの底の紙がきれいにはがせない」という人が多いようなので、ちょっとしたコツをご紹介。熱したフライパンの上に10秒ほど置いて温めるか、熱湯で温めたスプーンでなぞってみてください。どちらの場合も、紙を上ではなく水平に引っ張るのがポイントですよ。
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