きれいな形に成形するコツ

素朴な見た目がコッペパンの魅力のひとつですが、きれいな形にしたい場合は、成形時になるべく真っすぐ伸ばすのがコツ。天板に並べるときも、しっかり真っすぐに並べましょう。びしっときれいな形のコッペパンが作りたいのであれば、細長い型に入れて焼く方法もあります。

表面のしわを防ぐには

水分を多く含んでいるやわらかいコッペパンは、冷めると表面にしわが出てきやすいパンです。しわを防ぎたい場合は、最終発酵の時間を短めに取り、溶き卵を塗って焼き上げる方法がおすすめ。表面がサクッと硬めに焼き上がってしわが出にくくなります。

しわができても表面の食感をやわらかくしたい場合は、しっかり最終発酵させて、何も塗らずに焼くか牛乳を塗って焼きましょう。食べ方によって作り分けてもいいですね。

手作りコッペパンの保存方法、期間

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コッペパンをすぐに食べない場合は、完全に冷めてから密閉袋に入れて常温で保存し、当日中か翌日中には食べましょう。冷蔵保存はコッペパンの食感が損なわれるためおすすめできません。

翌日中に食べない場合は冷凍保存します。コッペパンをひとつずつラップで包み、冷凍用袋に入れて冷凍して、2週間以内に食べきってください。解凍する際は、焦げないようにアルミホイルをかぶせ、中温に設定したトースターで3分ほど焼きます。お使いのトースターによって温度と時間は調整してください。

筆者流コッペパンのおすすめなアレンジと具材7選

1. 王道スイーツ。ホイップクリーム

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ふわふわのコッペパンとホイップクリームは、思わず笑みがこぼれるおいしさ!コッペパンの切り込みにホイップクリームを絞ると、ノスタルジックな雰囲気が漂うサンドに変身します。お好みのジャムや季節のフルーツ、チョコやナッツを入れてもいいですね。抹茶やきな粉をかければ、和スイーツとしても楽しめます。

2. 和の魅力あふれる。あんバター

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豪快にあんことバターを挟めば、甘さと旨味がクセになるあんバターサンドの完成です。電子レンジ600Wで10~15秒あたためると、バターがやわらかくなってコッペパンになじみます。つぶあんやこしあん、白あん、ずんだあんなど、お好みのあんこで作ってみてはいかがでしょう。使用するバターは有塩バターがおすすめです。

3. 甘さと塩気が絶妙。バナナチーズ

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バナナの甘さとチーズの塩気はクセになる組み合わせ。コッペパンを半分に開き、輪切りバナナとチーズをのせて、トースターでチーズが溶けるまで焼きます。もう片面にチョコやピーナッツバター、はちみつを塗れば、より濃厚な味わいが楽しめますよ。シナモンをふりかけて風味を加えるアレンジも絶品です。

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