【After】2代目の栽培に成功!

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2月を過ぎるころには少しずつ収穫できるように。50個ほど収穫し梅雨に入る前に枯れ始めましたが、残しておいた実から種の収穫に成功!水耕栽培で無事芽が出たので、2代目エンドウ豆を栽培中です。

龍さんによると「植物は品種配合されたF1品種と固定種があり、エンドウ豆は固定種なので種を取って育てることが可能です。種を取る場合はどちらの品種か必ず確認しましょう」とのことでした。

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【1月】スプラウト

【Before】スプラウトもこたつでぬくぬく

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種から育てることに若干のトラウマを抱きつつも、ホットカーペットやこたつで保温する1週間ほどは日陰で育てる毎日水を交換する、これらを徹底するだけで簡単にスプラウト栽培はできました。

猫を飼っている我が家は、対策としてスプラウトをダンボールに入れ布団で覆いましたが、万が一水がこぼれてもいいように、防水シーツなどを敷いておくと良いかもしれません。

【After】菌の繁殖に注意!

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日に当てずに育ったスプラウトはもやしのように色白でしたが、1日日光にさらすと緑色に変化します。成長が早いので次々に新しく栽培をしたくなりますが、水耕栽培は菌が繁殖しやすいので容器はしっかり洗うようにするといいですよ!

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【2月】土のメンテナンス期間

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寒さが厳しい2月は、土のメンテナンス期間にしましょう。3月には少しずつ気温が上昇し、やっと本格的なベランダ菜園シーズンが到来します。

「3月以降のベランダ菜園の成功の鍵は、間違いなく“土”にあります。植物は土で育つわけですから、土にはできるだけこだわってあげたほうがいいですよ。本格的なシーズンが来る前の2月こそ、土の入れ替えやメンテナンスをしっかりおこなっていくことが大切です」と龍さん。野菜を育てたい気持ちはあるとは思いますが、2月は準備期間にするのがおすすめです。

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一度使った土をそのまま使い回すと、育ちが悪くなったり、連作障害の原因になったりします。正しい手順で手入れをして、土を再利用していきましょう。

〈土のリサイクル手順〉
1. スコップで根っこを切りながら土をほぐす
2. ふるいやザルなどで土をこし、細かい土と微塵を分ける
3. ふるいでこした土の表面に、石灰を軽くまぶす
4. 土を混ぜ、透明なポリ袋に入れ日光浴させる
5. 堆肥を合わせる
6. 肥料を合わせる

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【3月】じゃがいも

【Before】病気や虫が付く前に薬剤などでしっかり対策を

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種イモを植えてから1カ月ほどで芽が出始め、梅雨前にはかなり葉が密集するように。アブラムシやハダニが付きやすいので、病気になる前に薬剤をまいて予防することが大切です。薬剤は身体に悪そう……と心配な方は、植物由来の防虫スプレーを使うと良いですよ。これはどの植物にも言えることです。

【After】長雨にやられるも、なんとか無事収穫

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花が咲くまで順調に育ったじゃがいもですが、梅雨の長雨の影響か病気で葉が茶色く枯れてしまいました。原因はおそらく「肥料袋の水切りが甘かったかもしれません。土のう袋や麻袋など水通しの良い袋かプランターで育てると水はけを気にせず育てられますよ」と龍さん。

それでもなんとか収穫までこぎつけることができ、感無量です!ちなみに写真は、肥料袋ひと袋に対し種イモを3つ植えて収穫できたじゃがいもの量です。

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