【7月】つるなしインゲン

【Before】もっとも失敗した、失敗しにくいはずのつるなしインゲン

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つるなしインゲンは普通のインゲンほどツルが伸びませんが、やはり支柱は必須。植え付け時、支柱の在庫がなかったので菜箸を支柱代わりにしたのですが……これがベランダ菜園最大の失敗を招くことに。

【After】カビた菜箸からカビ菌が侵入

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植え付けた時期が梅雨真っただ中だったこともあり、支柱代わりの菜箸は気づいたときにはカビだらけに。そのカビ菌が侵入してしまったようで、つるなしインゲンはみるみる枯れてしまったのです。

「菌は水しぶきなどでほかの植物にうつってしまいます。病気になってしまった植物はすぐに撤去しましょう」との龍さんの言葉に従い、一度も収穫できないまま泣く泣く撤去しました。支柱は必ず園芸用のものを利用し、来年リベンジしたいと思います!

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【8月】みょうが

【Before】植え付け直後の気候の変化には注意

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日当たりや湿気などを気にしなくても良い丈夫なみょうがですが、植え付けから根付くまでの1週間は急激な環境の変化に注意しましょう。今回、植え付けた直後に急に寒い日が続き少し不安がある状態だったのでこまめにチェックをしています。

【After】根付いていれば芽が出てくることも

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1カ月では変化がないと思っていましたが、龍さんによると「うまく根付いていれば、今時期にぼこっと芽が出てくるんです。何の変化もないのなら、根が溶けてなくなってるかもしれないですね」とのこと。

土を軽く掘り返すと無事みょうがの根は残っていましたが、丈夫な植物だからと気に留めないのは良くないですね。もう少し経過を観察したいと思います!

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【9月】九条ねぎ

【Before】植え付け1カ月で収穫可能

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植え替え直後の九条ねぎは、葉に元気がなく少し心もとない状態です。しかし水やりをしながら1週間ほど見守ると、葉が真っ直ぐに伸び、元気を取り戻します。1カ月も経てば、まだ細くはありますが収穫できる状態に。刈り取れば刈り取るほど太くなっていくので、根本2〜3cmは必ず残しながら、どんどん刈り取りましょう。

【After】手間のかからない優秀野菜。使い勝手もgood!

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タコ糸くらい細かった九条ねぎは、1年も経つとストローほどの太さに成長!土の表面が乾くまで水をやらない月に一度のペースで追肥する、この2点を気を付けただけで、特に病気をすることもなく勝手に育ってくれました。

そうめんの薬味などちょっとしたときに大活躍の九条ねぎは、使い勝手も良く手間もかからず初心者にかなり育てやすい野菜でした。龍さんいわく「夏の間に根っこを土から出して乾燥させ、植え替えるとどんどん強くなります。また、写真ほど伸びきる前に刈り取ってOK」とのことです。

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