レモン・酢水につける

りんごをレモン果汁や酢水につける方法もあります。レモン果汁はそのままだと酸味がきついので、水で薄めましょう。200ccの水に対して、レモン果汁なら5〜10g(小さじ1~2杯)、穀物酢なら5〜7g(小さじ1杯)程度が目安。5分程度つけると効果がありますよ。ほのかに酸味を感じ、レモンや酢の香りがします。

ただし、2等分にカットしたりんごを保存したいときは、レモン果汁を薄めずにつけるのがおすすめです。濃度が高いほど色止め効果があるので、きれいに長持ちしますよ。

炭酸水につける

炭酸水に5分ほどつけると、りんごの変色を防ぐことができます。炭酸水を使う方法は、りんごに甘味や酸味、塩味がつくのが気になる方にぴったりですよ。甘味のある炭酸水を使っても大丈夫です。おうちに炭酸水がある方はぜひ試してみてください。

すでに変色済みのりんごを戻すことはできる?

変色したりんごは、元通りに戻すことが可能です。その方法は、りんごを果汁100%のオレンジジュースに10分程度つけるだけ。茶色が薄くなって、きれいな見た目になりますよ。

これは、りんごが酸化することで変色した部分を、オレンジジュースに含まれるビタミンCが還元してくれるため。オレンジジュースの風味がつきおいしいので、知っておくと重宝しますね。

りんごの変色防止方法まとめ

りんごの色止め方法

  1. 塩水に1分程度つける
  2. はちみつ水・砂糖水に5分程度つける
  3. レモン水・酢水に5分程度つける
  4. 炭酸水に5分程度つける

りんごの変色を防いでおいしく食べよう

りんごの変色を防ぐ方法は、さまざまあります。塩水につける方法は定番ですが、塩味が気になる方は、はちみつやレモン、炭酸水などにつける方法をチェックしてみてはいかがでしょう。どの方法でも、少なくとも5〜6時間は色止めが可能です。

お弁当に入れたり、早めにおやつの準備をしたりする際に、ぜひ活用してみてくださいね。
【参考文献】
(2021/11/24参照)

編集部のおすすめ